
日向坂46の河田陽菜が、11月11日に都内で2nd写真集「テイクオフ」(竹書房)の発売記念記者会見を行った。
■2nd写真集発売「デンマークの旅が楽しかったのを思い出した」
日向坂46の2期生・河田の2nd写真集「テイクオフ」は、デンマークのコペンハーゲンでオールロケを敢行。北欧の地を旅しながら、無防備な笑顔、リラックスした表情、加入当初からは想像もできなかったような大人っぽいドキッとする顔つきまで、等身大の姿が収められている。
発売日を迎えた心境を聞かれた河田は「発売日が今日ということで、今日までに“おひさま”(日向坂46のファンの総称)の皆さんとかに、たくさん『写真集おめでとう!』『楽しみだよ』という声を頂いていたので、その皆さんに見ていただくのがすごく楽しみだなというのが素直な気持ちで、本当にうれしい気持ちでいっぱいです」と笑顔。
出来上がった写真集を見た感想は、「めくるたびにいろんな笑顔が出てきたんですけど、飾らない笑顔というか、“かわいく見せよう”というのがなくて、結構口を開けて笑っていたり、本当に楽しんでいる笑顔がたくさん見られたので、デンマークの旅が楽しかったのを改めて思い出しました」と答えた。

■写真集チームのスタッフとスワンボートで競争
撮影中の印象的なエピソードとして「一番印象に残っているのは、スワンボートに乗ったことです。写真集チームの皆さんと対決をしたんですけど、私は一人で乗っていて、スタッフの皆さんは2人とか5人とかで乗っていたんですけど、その中の一つのチームがプロ並みに速くて、私は全然追いつけなかったんです。競争には負けてしまったんですけど、チームの皆さんが頑張ったすごくいい時間だなと思って、楽しい思い出として刻まれています」と回答。
撮影で大変だったことについては「デンマークは白夜で、夜の7時とかでも全然明るいんです。まだ昼かな?って思ったら夜だったりしたので、そのギャップに頭が追いつかなくて。それが一番大変でした」と北欧ならではの大変さを伝え、「撮影中は大丈夫だったんですけど、移動車の中では気付いたら寝てることが多かったです」と明かした。


■“ウインク”のカットをお気に入りとしてセレクト
お気に入りには、“ウインク”をしているカットを挙げる。「ウインクをしているカットなんですけど、あんまりアイドル時代にウインクするっていうことがなかったので、初ウインクと言っても過言ではないくらい貴重なのではないかと思います。花もかわいくて、雰囲気もふんわりしてて、お気に入りのカットです!」と理由を語った。
お気に入りの衣装は?という質問には「お気に入りの衣装はありすぎるんですけど」と言って悩みつつ、「赤いワンピースがこの写真集の中でも印象的かなって思うんですけど、日向坂46で活動していて赤い衣装を着ることが少なくて。やっぱりチームカラーの空色が多かったので、あの赤を着られてすごくうれしかったなっていうのと、なんか『似合っちゃったな』って感じです(笑)」と照れ笑いを見せた。

■ミーグリで卒業を実感「心にグッと来てしまう瞬間が」
11月19日(水)に東京・国立代々木競技場 第一体育館で卒業セレモニーを行う河田。「つい最近までは実感が湧いてなかったんですけど、ファンの皆さんと会える場所、『ミート&グリート』でお会いして、『今までありがとう』とか、そういう言葉を頂くと、どんどんどんどん実感が湧いてきて。この間も京都のリアルミーグリで、直接皆さんとお話できる機会が最後だったんですけど、すごく感謝の言葉を頂いて、本当に涙をこらえるのが必死だったくらい心にグッと来てしまう瞬間がたくさんありました。そこで卒業を実感して、改めていろんな方に感謝だなと思います」と、グループ卒業を実感したと語った。
卒業までにやりたいことを聞かれると、「長い間、時間過ごしてきたメンバー全員とハグしたいなぁみたいな気持ちです。普段はそういうことをしないタイプなので恥ずかしいんですけど、最後できたらいいなと思います」と話し、卒業後にやってみたいことについては「ランニングを始めたくて。ランニングウエアのかわいいのを買って、走って、『◯◯マラソン』っていうのに出場するのが夢です」と答えた。
2nd写真集の自己採点は、数字ではなく「出発点」と回答。「いろんな回答を考えたんですけど、タイトルの『テイクオフ』にリンクさせた“出発点”がいいんじゃないかと思いました。日向坂46から飛び立った後も、出発して新たなことに挑戦したりすることも含めて“出発点”に決まりました(笑)」と笑顔で理由を語った。
◆取材・文=田中隆信


