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「マットが水泳プールに…」ゲリラ豪雨で2度の中断。女子走り高跳び銅メダルのマフチフが明かした“生涯記憶に残る出来事”とは?【世界陸上】

「マットが水泳プールに…」ゲリラ豪雨で2度の中断。女子走り高跳び銅メダルのマフチフが明かした“生涯記憶に残る出来事”とは?【世界陸上】

2025年9月21日、東京世界陸上の最終日に行なわれた女子走り高跳び決勝で“ウクライナの妖精”ヤロスラワ・マフチフは1メートル97で銅メダル。金メダル獲得はならなかった。

 1メートル88をパスしたマフチフは続く1メートル93、1メートル97をいずれも1回でクリア。しかし、2メートルでこの日初めて失敗すると、パスを選択した。ニコラ・オリスラガース(オーストラリア)、マリア・ジョジグ(ポーランド)が2メートルを成功させたなか、マフチフは2メートル2を2回失敗。1メートル97を飛んだアンジェリーナ・トピッチと並ぶ銅メダルで競技を終えた。

 誤算は、ゲリラ豪雨による2度の中断だろう。1度目は約40分、2度目は約30分のインターバルと異例の事態となり、コンディションやメンタルを整えるのが難しかった側面があった。
 

 当然ながら、これは大会連覇を狙ったマフチフが「求めていた結果ではなかった」。

「2メートルを越えたかったし、その準備もできていました。1メートル97が良い跳躍だったので、2メートルや2メートル2を飛べなかった理由が分からない」

 そう話したマフチフは雨の影響について「2メートルの最初の試技で、マットが水泳プールのようになっていたことは生涯記憶に残るでしょう」と印象的なコメントを残した。

 それでもマフチフは「(五輪に続き)東京で再び銅メダルを獲得できて満足しています」と語った。国立競技場に多くの日本人ファンがウクライナ国旗を持参して応援してくれて「とても嬉しかったし、心から感謝しています」。

 滅多にない2度の中断での競技。東京での経験がきっとマフチフをさらに強くするだろう。

▼東京世界陸上・女子走り高跳び最終結果
金メダル ニコラ・オリスラガース(オーストラリア) 2メートル(1回目で成功)
銀メダル マリア・ジョジグ(ポーランド) 2メートル(3回目で成功)
銅メダル ヤロスラワ・マフチフ(ウクライナ) 1メートル97(1回目で成功)
     アンジェリーナ・トピッチ(セルビア) 1メートル97(1回目で成功)

構成●THE DIGEST編集部
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配信元: THE DIGEST

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