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高市早苗「午前3時出勤」問題で元官僚が実体験をブチまける「民主党系元総理」日曜午後の質問通達「私も犠牲者の1人」

高市早苗「午前3時出勤」問題で元官僚が実体験をブチまける「民主党系元総理」日曜午後の質問通達「私も犠牲者の1人」

 高市早苗総理が午前3時に出勤して、その日の衆院予算委員会の準備にあたった問題が、波紋を広げ続けている。答弁書作成にあたる官僚側からも様々な発信がなされているが、あぶり出されてきたのは、ある元首相の存在だ。元総務官僚の渡辺泰之氏はXで、自らの経験談を披露した。
〈かつて、月曜日の衆議院予算委員会に民主党系の某議員が質問する事が決まると、全省庁の若手官僚が週末の旅行などをキャンセルさせられました。なぜかと言うと、その議員は総理への質問内容を日曜日の午後まで知らせないため、全省庁の若手官僚が日曜日の午後に役所に出てきて質問が出てくるまで待機させられるからです〉

 渡辺氏によると、多くの省庁は質問が来ないため無駄に待機させられる結果となるが、中には不幸にして質問が寄せられるケースもある。
〈関係者全員、月曜日の朝方まで答弁作りに潰されます。 私もその犠牲者の1人〉
 そして、こうも明かしている。
〈その某議員が総理になった際、「この人の為に全力で働こう」という気持ちにはどうしてもなれませんでした〉

 民主党からは鳩山由紀夫氏、菅直人氏、野田佳彦氏の3人が総理大臣になったが、「某議員」が菅氏を指しているのは明白だろう。
 立憲民主党の今井雅人衆院議員は11月10日の衆院予算委員会で「官僚のみなさんに迷惑をかけてはいけないということで、ずっとやってきた」と述べたが、自身だけでなく、民主党時代も含めて、党としての対応はどうなったのか、元官僚からの批判に真摯に耳を傾けるべきだろう。

(田中紘二/政治ジャーナリスト)

配信元: アサ芸プラス

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