・食べてみた
さっそく食べてみると……ふむふむ、なるほど。まずローストビーフはかなりの薄切りなので、とてもやわらかい。1枚1枚の肉というより、束になって勝負するタイプのローストビーフだ。
なので口に放り込む肉の枚数を増やせば増やすほど、肉の旨味は強くなっていく。「とろけるような」とか「脂の甘みが」などとは違うものの、これはこれでアリなローストビーフではないだろうか?
また醤油ダレはご飯がススムくんの味わいで、肉が無くてもタレだけでライスが無くなりそうな勢い。甘みの成分はなく、醤油の塩分を立たせたソリッド系の味付けだ。
さらに別添のホースラディッシュ(山ワサビ・西洋わさび)が、ズバッと刺激的でいいアクセントになっていた。少量でもガツンと来るので、ある意味で影の主役かもしれない。
・至福ではないけど
総じてすき家の『メガローストビーフ丼』は、肉・タレ・ホースラディッシュ、さらにボリュームでゴリ押すパワータイプのローストビーフ丼といったところ。個人的には「牛・胡麻麻辣湯鍋定食」の方が評価が高いが、いわゆる普通に美味しいローストビーフ丼であった。
コスパに関しても専門店のメガ盛りが4000円近くすることを思えば、リーズナブルと言えるかもしれない。手っ取り早く肉をモリモリ食べたいという人にはオススメだ。
