風味豊かなねぎソースをかけていただく、鶏肉1枚揚げならではのジューシーさが味わえるから揚げレシピ、注目の一品がこちら。
NHK「きょうの料理」でも紹介された、栗原はるみさんの「鶏のから揚げ ねぎソース」です。ネットでも、「すごくおいしい」「一番好きです」「お弁当に入れたい」など、高く評価されています。
今回、実際に作ってみましたので、その味や作りやすさを本音でレビューします!

準備時間:20分(漬け込む時間は除く) 調理時間:20分
■材料(2人分)

- 鶏もも肉:1枚(250~300g)
- (A)醤油:大さじ1/2
- (A)酒:大さじ1/2
- (A)すりおろしにんにく:小さじ1/2
- (A)しょうが汁:小さじ1/2
- 片栗粉:適量
- サラダ油:適量
- レタス:2枚
- ねぎ:1本
- サラダ油:大さじ1
- (B)醤油:1/2カップ
- (B)砂糖:大さじ2と1/2
- (B)酢:大さじ1
- (B)酒:大さじ1
スーパーに売られている手軽な食材で本格的なから揚げがご家庭で再現できます。ねぎソースでみじん切りのねぎを使用するのですが、切るのが面倒な場合はカットねぎなどを使ってもOKです。
■作り方
ねぎソースを作ります。鶏肉に下味を漬け込む時間があるのでその時間で作ってもOKです。
まず、ねぎは粗みじん切りにします。両面に斜めに切り込みを入れてから切ると簡単にみじん切りができますよ。


小なべにサラダ油を熱し、ねぎをさっと炒めます。この時、ねぎは絶対に焦がさないようにしてください。

(B)を加え、ひと煮立ちさせて火を止めます。

粗熱が取れたら器に移します。

レタスはざく切りにします。

鶏肉は(A)で下味をつけて1時間ほど漬けておきます。


下味をつけた鶏肉に片栗粉をたっぷりまぶします。たっぷりまぶすことでざくざくした満足感のある食べ応えになります。

フライパンにサラダ油を1㎝ほど入れて、170℃の揚げ油で皮目から揚げていきます。

2~3分揚げたらひっくり返してもう片面も揚げていきます。

火を強め、カリっとなるまでまた両面揚げていきます。温度を上げて揚げることがポイントで、カリっと感が増した食べ応えのある衣に仕上がります。

油をきり、食べやすい大きさに切っていきます。中はしっとりジューシーでとても美味しそうですね。


器にレタスを敷き、その上にから揚げを乗せます。

その上からねぎソースをたっぷりかけます。

出来上がり!
から揚げはサクッと揚がっていてボリューム感のある仕上がりですね。

■ポイント

鶏肉を1枚で揚げているため、普段のから揚げよりもジューシーさが味わえます。また、片栗粉をしっかりまぶし強火にして再度揚げたおかげで、時間が経ってもさくっとした食感のままで美味しいです。

ねぎソースは、ねぎを加熱しすぎていないからか、ねぎの風味がしっかり残っています。ほどよく甘みのあるソースでから揚げと相性抜群です。
このねぎソースはから揚げだけでなく、蒸し鶏や魚のソテー、冷ややっこに乗せて食べても美味しい万能ソースです。

いつもと違った本格的なから揚げを楽しみたい方にぴったりな一品です。
鶏肉を1枚で揚げるとこんなにジューシーな仕上がりになるのかと驚きました。ねぎソースも絶品でまたリピートしたいレシピです。
■クリエイター紹介
調理・撮影・執筆:咲羽
23歳フリーランス管理栄養士として活動中。新卒で入社し病院で勤務していたが、夢を諦めきれずその後フリーに転身。料理動画制作、フードライター、レシピ開発などを行っている。
※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:GourmetBiz編集部>
