有名になって“見つける”側になりたい
――今後の展望はありますか?
私は東京生まれ東京育ちで、アートが好きだったので、東京都のアートプロジェクトとかに携わっていけたらいいですね。
今回、受賞した(『青枢展』の)東京都知事賞は数年前から狙っていたんですよ。私は周囲の人に見つけてもらえましたけど、アートが好きでも諦めちゃったり、仕事にできないからやめてしまう人もいます。だから、今度は私が“見つける”側になりたいんです。“見つけられる”側から“見つける”側へ、思いが実になってつながっていく。『おHANA』にはそういう意味も込めています。
でも、誰かを見つけてつなげていくためには、有名になって力をつけないといけない。それが、東京都知事賞を獲りたかった理由です。
ほかに、子どもたちや福祉施設の方と一緒に絵を描く活動も続けていきたいですし、芸人さんのなかにも絵を描く人がたくさんいるので、みんなで一緒に描けたらいいなと思います。ライブペイントとか面白そうですよね。
