AthReebo社が主催するGENKIDAMA AWARD 2025が行なわれ、ウイリアムズF1の育成ドライバーである松井沙麗が最優秀賞にあたるGOLD PRIZEに輝き、活動応援費300万円を手にし、このプロジェクトに賛同しているレジェンドアスリートである野村忠宏、伊達公子、古田敦也、潮田玲子から表彰を受けた。
このGENKIDAMA AWARDは、AthReebo社が主催する若手の才能あるスポーツ選手を応援するためのアワード。参画企業が支払った活動応援費等の一部が、このGENKIDAMA AWARDの表彰者への活動応援費に使われる。一方参画した企業は、レジェンドアスリートたちの肖像権を自社の広告等に使えるという仕組みだ。
スポーツで世界一を目指すには、当然お金がかかる。若いアスリートにとっては、これが大きな壁として立ちはだかる。そんなアスリートたちをサポートしようというのが、このアワードの基本理念となっている。そして今年は、総額1250万円の活動応援費が用意され、合計121名のアスリートが応募した。
その121名の中からオーディションや面接などを通じて、ファイナリスト8名が選出。東京都内で行なわれたコンテストで、最終スピーチに挑んだ。
8人はそれぞれ10分間のスピーチを行ない、自身の想いや夢を訴えた。そして前述のレジェンド4人と参画企業が審査を行なった結果、松井が最優秀賞にあたるGOLD PRIZEに選ばれた。
今季は欧州を主戦場としてカートレースに参戦している松井。この日の朝にイタリアから帰国したばかりで、大舞台に挑んだ。ウイリアムズF1チームの育成ドライバーとして活動しており、来季からはフォーミュラカー・カテゴリーへの参戦も視野に入れている。かかる資金はカート時代とは比べ物にならないほどとなるため、その資金の一部を手にするために今回このGENKIDAMA AWARDに応募した。そして見事最優秀賞に選ばれた。レジェンドアスリート全員が松井の熱意・スピーチに感銘を受け、1位候補として投票したという。
「今日優勝できなかったら、来年活動できるかどうか分からない状況だったので、まずは安心しています。この活動応援費を使って、これからもっと成長して、絶対にF1ドライバーになって、そしてF1で優勝します!」
松井はそう力強く語った。
レジェンドアスリートのひとり、元プロ野球選手の古田敦也は、「この人の1年後、2年後を見てみたい。将来どうなっているのか。このお金を使って、ぜひ大きな選手になってほしい」とエールを送った。
松井が手にしたのは300万円。もちろんウイリアムズという後ろ盾もあるが、まだまだ来季の活動に必要な額には足りない。今回のことで松井への注目が集まり、さらなるスポンサーが集まることを願うばかりだ。当然、彼女にかかるプレッシャーも増すことになるだろうが。
そして松井も含め、今後素晴らしいアスリートがこのGENKIDAMA AWARDから輩出されることも期待したい。

