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レッドブル代表、角田裕毅のアゼルバイジャンGPに好評価「マックスとコンマ3秒差のペース……素晴らしいことだ」

レッドブル代表、角田裕毅のアゼルバイジャンGPに好評価「マックスとコンマ3秒差のペース……素晴らしいことだ」

レッドブルのチーム代表であるローレン・メキーズは、F1アゼルバイジャンGPの決勝レースで6位に入った角田裕毅を賞賛。”クリーンなサンプル”をもたらす走りを見せたと語った。

 角田は大波乱となった予選を6番手で通過すると、レース序盤はメルセデスのジョージ・ラッセルとバトルを展開。オーバーテイクを許した後は引き離されたが、レース終盤はリアム・ローソン(レーシングブルズ)を追いかけつつ、後方から迫り来るランド・ノリス(マクラーレン)を押さえ続けた。

 結局ローソンを攻略することはできなかった角田だったが、ノリスを抑え込むことには成功。このことは、大逆転でのチャンピオン獲得を目指すチームメイトのマックス・フェルスタッペンを大いにサポートしたことになるかもしれない。もし角田がノリスに抜かれてしまっていたら、ノリスは2ポイント多く獲得したはずで、その2ポイントが最終的なドライバーズランキングを左右する可能性もゼロではないからだ。

 そんな角田の走りを、メキーズ代表は高く評価した。

「正直に言って、ユウキは非常に良い1日を過ごした。マックスとコンマ3秒差のペースで走っていたから、彼にとっては素晴らしいことだ」

 なおメキーズ代表はイタリアGPの後、角田が決勝レースをまともに戦えていないことを受け、「今日は良いサンプルではなかった。上位のレースは非常にクリーンで、少なくとも1スティントは、個々のパフォーマンスを読み取ることができる。しかし今回、何かを得るのは困難だ」と語っていた。しかしアゼルバイジャンでの角田の走りは、メキーズ代表が言う「良いサンプル」になったようだ。

「彼はクリーンなサンプルを得るために、ずっと戦ってきた。いや、我々はしばらくの間、そのことについて話し合ってきたんだ。そしてまさに今、クリーンなサンプルが必要なのだ」

「最後のピットストップでは、リアムとシャルル(ルクレール/フェラーリ)との差が非常に小さかったけど、我々はそこに隙間を見つけた。そしてその後、彼らは良い戦いを見せた」

「我々はレースごとに対応していくつもりだ」

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