最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
誰1人欠けることなく13人で走り続ける“セブチ”の軌跡と未来への決意「僕らは終わったわけじゃない」<SEVENTEEN: OUR CHAPTER>

誰1人欠けることなく13人で走り続ける“セブチ”の軌跡と未来への決意「僕らは終わったわけじゃない」<SEVENTEEN: OUR CHAPTER>

「SEVENTEEN: OUR CHAPTER」はディズニープラスで配信中
「SEVENTEEN: OUR CHAPTER」はディズニープラスで配信中 / (C) PLEDIS Entertainment & HYBE. All Rights Reserved.

2015年5月のデビューから10周年を迎えたSEVENTEENの知られざる素顔と、13人の絆に迫るオリジナルドキュメンタリーシリーズ「SEVENTEEN: OUR CHAPTER」が、11月7日に配信開始。同作は2025年でデビュー10周年を迎えた彼らの活動に密着し、コンサートの裏側や撮り下ろしの個別インタビューなどを通してメンバーの素顔に迫るドキュメンタリー。今回はデビュー以来13人で活動を続け世界中のファンを魅了してきたSEVENTEENの魅力にあらためて触れる。

■唯一無二のセルフプロデュースグループ

“セブチ”の愛称で親しまれるSEVENTEENは、S.COUPS(エスクプス)、JEONGHAN(ジョンハン)、JOSHUA(ジョシュア)、JUN(ジュン)、HOSHI(ホシ)、WONWOO(ウォヌ)、WOOZI(ウジ)、THE 8(ディエイト)、MINGYU(ミンギュ)、DK(ドギョム)、SEUNGKWAN(スングァン)、VERNON(バーノン)、DINO(ディノ)の13人でデビュー。各メンバーがVOCAL TEAM、HIPHOP TEAM、PERFORMANCE TEAMの3ユニットに分かれて所属し、楽曲制作から振付に至るまで各メンバーが自ら携わる唯一無二のセルフプロデュースグループだ。

2015年5月に1stミニアルバム『17 CARAT』で韓国デビューした彼らは、13人という大人数を最大限に生かしたダイナミックなフォーメーションダンスや、圧倒的な歌唱力で多くのファンの心をつかみ、2016年にはアジア最大級の音楽授賞式「Mnet Asian Music Awards (MAMA)」をはじめとする多くのアワードで賞を受賞した。

2018年5月にミニアルバム『WE MAKE YOU』で日本デビューを果たし、同年9月には5日間にわたるアリーナツアーを行うなど、本格的に日本での活動もスタート。韓国、日本で数多くのヒット曲を生み出してきたSEVENTEENは、2022年には初の全編英語のデジタルシングル「Darl+ing」をリリースし、グループとして新たな扉を開いた。

同年リリースした韓国4thアルバム『Face the Sun』がBillboard 200にて初登場7位にランクインするなど、世界中から注目されるK-POPアーティストとして成長を遂げた。

2024年3月には怪我で休養していたエスクプス、ジョンハンも復帰し、全9都市を巡ったアジアツアー「SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW'」のアンコールツアーとして開催した「SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' AGAIN TO SEOUL」で、ファン待望の13人“完全体”で韓国・ソウルワールドカップ競技場のステージに立ったことも話題になった。

また、2024年10月には12thミニアルバム『SPILL THE FEELS』をリリース。メンバーが兵役義務を遂行する期間に突入していることもあり、しばらくの間は全員でのパフォーマンスができなくなってしまうため、同ミニアルバムはメンバー、そしてファンにとっても思い入れの強い作品となった。

そして10周年のアニバーサリーイヤーとなる2025年には韓国の大型スタジアムでのファンミーティング開催をはじめ、K-POPアーティストとして初めてメキシコの音楽祭「Tecate Pa'l Norte 2025」にてヘッドライナーを務めたほか、ユニットで楽曲をリリースするなど多彩な活動でCARAT(=ファン)を熱狂させている。

■デビュー10周年を迎えた彼らの本音に迫るドキュメンタリー

入れ替わりが激しい韓国の音楽業界の中、練習生時代からの下積み時代を共にしてきた13人は、デビュー以降1人として欠けることなく、人生を懸けて10年間の活動を続ける。国籍も考え方も得意なことも違う13人ものスターがずっと同じグループで行動を共にすることは、簡単そうに見えて奇跡のようなものだ。

そんな彼らの葛藤や苦悩、そして未来への決意を語る姿に迫った本ドキュメンタリーシリーズでは、兵役義務にともない、メンバー同士が離れて過ごす期間に直面した彼らの今の気持ちを映し出している。

第1回は、インタビュアーから「今、どの辺りまで来たと思いますか?」との質問に対し、統括リーダーのエスクプスが「僕の人生?それともSEVENTEEN?」と聞き返し、複雑な表情を浮かべる場面から始まる。

避けては通れない兵役期間で、グループ全員での活動中断を余儀なくされたメンバーたち。10周年の節目にもかかわらず、全員での活動が不可能の中、どんな姿を見せるべきなのかをそれぞれが思考する姿も印象的だ。ジョンハン、ウォヌ、ウジと同様に現在は兵役期間中のホシは「全員参加のアルバムはしばらくできないけど、僕らは終わったわけじゃないので、新たな挑戦だと思う」と、心の内を明かしている。

また、ミンギュは「『10年間も出来るの?』って思った人もいたはずでしょう。正直、10年間は本当に大変でした。乗り越えられたけど、簡単なことではないので」と振り返った。

さらに、劇中では個別インタビューと合わせながら「Tecate Pa'l Norte 2025」のステージに立ってパフォーマンスをする姿や下積み時代の映像、4度目となるワールドツアー「RIGHT HERE」のリハーサルを行う姿なども公開され、グループ活動に真摯(しんし)に取り組む姿と彼らの思いを重ねて見ることができる。

10周年を迎えたSEVENTEEN。目まぐるしい日々を過ごす彼らだが、食事中は相変わらずの仲良しさが垣間見えるなど、余すところなく彼らの魅力が詰まったドキュメンタリーとなっている。

「SEVENTEEN: OUR CHAPTER」(全4回)は、ディズニープラスにて毎週金曜1話ずつ配信中。

◆文=suzuki



あなたにおすすめ