CS出場も高津臣吾監督の続投もなくなり、チームは低迷したまま。ひとり気を吐くヤクルトの主砲・村上宗隆のメジャー挑戦が、いよいよカウントダウンに入った。林田哲哉球団社長は「ポスティングで行きたいということならば、申請はしてあげようと思う」と容認する方針を示している。代理人の「エクセル・スポーツ・マネージメント社」ケーシー・クロース氏は、とにかく高額でアメリカに売りつけたいと考えているようだが…。
大リーグ経験者がアドバイスを送る。
「最初はメジャーの投手や環境に慣れることが優先事項です。目先の金額や年数よりも、必ず出場試合数の保障は契約に入れた方がいい。まだ若いので、慣れてから数年後に大谷翔平のように大型契約を勝ち取ればいいだけ。大谷が最初、環境面からエンゼルスを選び、監督に起用法の指示を出し、ワガママ放題やっていたのがいい例です」
成績が少し落ちただけで、名門球団になればなるほど日本人の起用には冷たく、出場機会が限られ、すぐにポジションを奪われてしまう。レッドソックスの吉田正尚は干され気味で、スタメン落ちして調子が上がらない。打率が急降下して不調のカブス・鈴木誠也はスタメンを外され、9月22日(日本時間)の試合で代打で出場すると、空振り三振に終わっている。
実は村上には問題が発生している。9月20日の中日戦は、2試合連続で途中交代。球団関係者が声を潜めて言う。
「どうやらケガ再発の兆候を示したようです。チーム内では村上のケガに口外禁止令が出されていて、物々しい空気になっています。詳細が隠され、どういったことなのか…波紋が広がり始めています」
再発であれば、やっかいな脇腹の故障だけに、メジャー移籍に及ぼす影響は小さくなかろう。いったいどうなるのか…。
(高橋裕介)

