甲信越地方には数多くの温泉が存在しており、それぞれ独自の個性を持っています。その中でも、特に雰囲気が良いと思われているのはどの温泉なのでしょう。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の男女を対象に「雰囲気が最高な甲信越の温泉地はどこ?」というテーマでアンケートを実施しました。
甲信越で「雰囲気が最高」と票を集めたのは、どの温泉地だったのでしょうか? さっそく結果を見ていきましょう!
第2位:白骨温泉
第2位は「白骨温泉」で、得票率は5.9%でした。長野県松本市にある温泉で、乗鞍岳の東側山腹から湧き出ています。
そんな白骨温泉は、乳白色の優しい色合いが特徴の弱酸性の湯が好評。鎌倉時代には既に湧出していたとされ、「3日入れば、3年風邪をひかない」と伝えられるほど、体をしっかりと温めてくれます。作家である中里介山の長編小説「大菩薩峠」にてその絶景が称賛されており、知名度が上がったそうです。周辺には、国の天然記念物に指定された噴湯丘・球状石灰岩もあり、自然豊かな風景が楽しめます。
第1位:野沢温泉
第1位は「野沢温泉」で、得票率は6.8%でした。長野県北部にある温泉で、奈良時代に僧・行基によって発見されたと伝えられています。
そんな野沢温泉には13の外湯があり、江戸時代から湯仲間という制度によって守られてきました。天然温泉100%かけ流しで、中心的存在である「大湯」の立派な湯屋建築はシンボル的存在となっています。レトロモダンな建物が印象的な「十王堂の湯」や、落ち着いた雰囲気の中で湯を楽しめる「上寺湯」など、個性豊かな外湯がそろっています。

