
エル・ファニングが一人二役で出演する、現在公開中の映画「プレデター:バッドランド」の特別映像が公開された。本映像は、エルが演じるアンドロイドの姉妹“ティア”と“テッサ”にフォーカスしたものとなっている。
■シリーズ最新章…プレデターが“敵”ではなく“主人公”に
1987年公開の第1作目から、クロスオーバー作品も含め全7作品が展開されている「プレデター」シリーズでは、高度な科学技術を駆使した武器を持つ、宇宙で最も危険な戦士プレデターと人類の攻防が描かれてきた。
この度、シリーズ初となる、プレデターを敵ではなく主人公として描くシリーズ最新章が始動。
本作の舞台は、生存不可能な最悪の地・バッドランド。そこに追放されたのは、おきてを破った若きプレデター・デク。より強い獲物を狩るべく戦いを繰り広げるが、その旅路で待ち受けていたのは、思いがけない“協力者”となる謎の半身アンドロイド・ティア(エル)。自分たち以外は敵だらけの状況で、極限のサバイバルに挑んでいく。
なお、「プレデター」シリーズ過去作はディズニープラスで配信中。

■デクがティアを背負うアイデアの元ネタは「チューバッカとC-3PO」
公開されたのは、エルが一人二役を演じるキャラクター“ティア”と“テッサ”にフォーカスした特別映像。本作で際立った存在となっているエルは「プレデターシリーズはたくましい女性がとても多い。私も仲間入りできてうれしいわ」と笑顔で語る。
上半身のみのアンドロイド・ティアは、バッドランドに到着したばかりでクリーチャーから逃げ惑うデクと出会う。間一髪ティアの助けでクリーチャーからの攻撃を退け、デクはここで最強の獲物を狩り、一族に己の存在を証明するため、そしてティアも目的があり、2人はタッグを組むことになる。
ダン・トラクテンバーグ監督は「デクがティアを背負うアイデアは構想の段階から浮かんでいた。元ネタはチューバッカとC-3POだ」と語っている通り、見た目や種族は違えど、確かなコミュニケーションと絆が存在するバディが誕生。無口なデクとおしゃべりなティアが、緑あふれる水辺を、触っただけで切り裂かれる草原を、モンスターが潜む森を、背中を預け合い戦い抜いていく。

■エル・ファニングが一人二役…両極端のアンドロイド姉妹を演じる
ティアがバッドランドにいた理由、そして半身の謎の鍵を握るのが、もう1人のウェイランド・ユタニ社製アンドロイド“テッサ”の存在だ。ウェイランド・ユタニ社は圧倒的な科学技術を誇り、多大な影響力を持つ悪名高い企業。エイリアンシリーズを通して人命よりも目的を優先しようとする、利益至上主義な描写がされてきた。そんなユタニ社が本格的にプレデターの世界と巡り合うこととなる。
エルは今回ティアとテッサの一人二役に挑戦。「ティアは故障してるけど、姉妹を探すために元いた場所に戻ろうとしてる。彼女(テッサ)はティアより優秀で冷静なタイプよ」と語る通り、ティアはデクと一緒にいてもおしゃべりで陽気、感受性豊かな性格。一方テッサは、アンドロイドとしては完璧な作りをしているものの、ウェイランド・ユタニ社の司令のもと、任務遂行のため冷徹に“ヤウージャ(デクが属するプレデターの種族名)”に対峙。2人は顔の作りは同じでも、両極端とも言えるキャラクターだ。
エルは、この2人を演じるにあたり「違いを出すために監督と話し合ったわ」と振り返り、トラクテンバーグ監督は「エルは本当にすごい。説得力のある演技で“人間以上の何か”を体現してる」とコメント。
映像では、アンドロイドの“ティア”と“テッサ”という対照的な2人のキャラクターとともに、“ユタニ社”の科学技術の結晶のガジェットなども垣間見ることができる。


