『D GENERATIONS SP』新宿FACE (2025年11月11日)
○正田壮史&藤田晃生vs岡谷英樹&イルシオン×
正田&藤田の“ZUTTOMO(ずっと友達の意)"タッグが岡谷&イルシオンに快勝し、リングでの再会を約束した。
正田と藤田は、クリス・ブルックスとザック・セイバーJr.が親友関係にあることがきっかけになって親交が深まるようになった。今年6月に『BEST OF THE SUPER Jr.』を制した藤田は、その覇者としての肩書きを引っ提げて7・13後楽園大会でDDT初参戦。正田とのタッグでTo-y&高鹿佑也に勝利した。そして、8・30墨田区大会で藤田がザック、正田がクリスとそれぞれ組んで対戦(ザックが正田に勝利)。試合後、お互いに認め合った二人は再会マッチを熱望し、この日、2度目のタッグ結成が実現した。
正田と藤田は2度目の合体とは思えない連係技を決めていく。場外戦になると正田がイルシオンにイス攻撃を食らい、藤田は岡谷とステージ席で乱闘を展開。リングに戻ると正田が岡谷にミドルキック連打、藤田がイルシオンにスワンダイブ式ミサイルキックを叩き込んだ。藤田と岡谷はエルボー合戦で火花。藤田がドロップキックを見舞えば、岡谷も同じ技でやり返す。さらにジャーマンの応酬を繰り広げた。
イルシオンがレフェリーと交錯し、リング上が無法地帯に。岡谷が正田に竹刀攻撃を見舞うと、藤田も竹刀を手にして激しく打ち合う。岡谷が正田に串刺し式クレイモア、イルシオンがダイビング背面セントーンで攻め込んだが、藤田がイルシオンにスワンダイブ式ミサイルキック、正田がジャーマンを決めて応戦。藤田が岡谷をフランケンシュタイナーで排除すると、最後は正田が三角蹴りから正田のチカラKOBUムキムキを繰り出して3カウントを奪取した。
マイクを持った正田は「コーくん、若手の『D GENERATIONS』興行に出てくれてありがとう」と感謝の弁。藤田は「この大会に参加できて、DDTのお客さんの前で試合できて。新日本と少し違う空間で試合できて、すげぇ楽しくて勉強になってます」と呼応。「またすぐにでも参戦したいと思ってるんで、高木(三四郎)副社長と偉い方に、ハッシュタグをつけて、皆さんお願します」と再出場を希望した。正田が「次の『D GENERATIONS』は(2026年)1月12日(品川プリンスホテル内クラブeX)にあります。たくさんの人に見ていただきたいんで、ぜひまた来てください」と呼びかけると、最後は藤田と二人で「ズッ友、最高!」と叫んで締めくくった。
バックステージで正田が「今日も超楽しかったけど、まだまだ楽しくて激しいことしていきたい。またDDTに来てね」と投げかけると、藤田も「来たいと言ってすぐ来れるものじゃない」と前置きしつつ、「新日本はOKだから、高木さんに伝えておいて」と呼応。正田は「逆に俺も新日本に呼んでもらってもいいから。お互いに偉い人と話そう」と前向きな姿勢をしめしていた。
【試合後の岡谷&イルシオン】
▼岡谷「藤田晃生、なめてんな。調子乗んなよ。またチャンスは巡って来るだろ。そのとき、覚えとけ。会社もまたすぐ組めよ!」
▼イルシオン「藤田キュン、忠告だ。正田は人を数字でしか見てないクソヤローだ。おまえも正田にだまされてうまいように使われてるんだ。俺の隣空いてるぜ」

