2025年シーズンに成長著しい姿を見せているアプリリア。同陣営トラックハウスのダビデ・ブリビオ代表は、MotoGPの最強メーカーとして君臨するドゥカティを倒すことは可能だと考えている。
2025年シーズンはドゥカティとマルク・マルケスが早期にタイトルを決めてしまったが、それでもアプリリアが食らいついていくシーンが増えてきた。特に後半戦ではそれが顕著で、マルコ・ベッツェッキがインドネシアGPとオーストラリアGPのスプリントを連勝し、オーストラリアではラウル・フェルナンデス(トラックハウス)が決勝を制している。さらにポルトガルGPではベッツェッキが2勝目を挙げた。
アプリリアは様々なコースで戦闘力を発揮するようになっており、2026年シーズンにはさらにドゥカティに接近し、序列が入れ替わる可能性も浮上している。
ブリビオ代表は、2026年シーズンにドゥカティを倒せるメーカーはいると思うか? と尋ねられると「もちろんそう思う。だが、簡単ではない」と答えた。
「ドゥカティはとても強力だし、彼らにはある程度余裕もあるだろう。しかしアプリリアも良い仕事をしている。彼らを追い上げているし、KTMも同様だ。ホンダも改善してきていて、ヤマハは来年V4マシンを投入してくるようだからね。当然だが、誰もがドゥカティに追いつこうとしている」
「2026年は少し特別なシーズンになるかもしれない。そして2027年は、もしかすると大きなサプライズとなる可能性がある。レギュレーションが大きく変わる時は、メーカー間のバランスが変化することもあるからだ」
「とはいえ、ドゥカティは依然として最強のメーカーだし、倒すべき相手だ。しかし、我々の誰もが、彼らに挑みたいと思っている」
ブリビオ代表は、アプリリアの目覚ましい進歩については驚きは無かったと語る。
「(アプリリアの進歩に)驚いているわけではないんだ」とブリビオ代表は言う。
「アプリリアでは優れたエンジニアが働いていることは知っていたからね」
「ファビアーノ(ステルラッキーニ/テクニカルディレクター)が着任したが、彼は熱意とモチベーションにあふれている。我々はアプリリアのことを信頼しているんだ」
「追いつくことができたという点には、とてもポジティブな印象を持っている。すべてのレースやすべてのサーキットではないにせよ、我々が得意とする場所では、間違いなくドゥカティにとって脅威となっていると思う」

