『ザ・リーヴpresents 超人・石森太二はもう一回無茶をする』新宿FACE(2025年11月12日)
○バラモンユージ&バラモンシュウ&バラモンケイ&バラモンリュウスケvs石森太二&KAGETORA&宮本裕向&のはしたろう×
石森とバラモン兄弟の同期対決が2年連続で実現。再々々試合の末、バラモンユージが降臨。勝利したものの病院に直行した。
AIが「昨年の再現」を今大会のテーマに設定。石森が第0試合に続き、オープニングマッチに登場すると、AIは「前回はタッグマッチでの対戦でしたが、せっかくの同期との対戦。シングルマッチでお楽しみください」と宣言。かつて石森とセーラーボーイズを結成した同期・シュウ&ケイが現れた。
昨年も第1試合で石森はバラモン兄弟とタッグ対決。今回はシュウとの一騎打ちに臨んだ。が、開始と同時にシュウが石森、レフェリーにパウダー攻撃を次々にお見舞い。わずか開始7秒で反則裁定に終わった。
シュウは「せっかくお前、俺の弟来てんのによ、シングルマッチはねえだろ? せっかく弟がいるから、弟もカードに入れて試合しようぜ。何なら2対1でやってもいいんだぜ。どうするよ? 石森」と要求。するとAIが「石森選手、ご安心ください。こんなこともあろうかと石森選手の同期の選手を呼んであります」と宣言し、1年前に石森とタッグを組んだDRAGONGATEのKAGETORAが現れた。
同期タッグ対決による再試合となったが、バラモン兄弟は開始と同時に石森とKAGETORAにパウダー攻撃をお見舞い。レフェリーにもパウダーを放って再び反則裁定に終わった。シュウが「このまま終わっちゃ面白くありませんよね。こっちにもう一人メンバー増やしてもいいですかね? やってあげてもいいですよ。どうするよ? 石森」と迫ると、AIも「石森選手、ご安心ください。こんなこともあろうかと石森選手の同期の選手をもう一人呼んであります」と宣言。みちのくプロレスののはしたろうが現れ、バラモン兄弟は1年前と同様、田口隆祐そっくりのバラモンリュウスケを登場させ、6人タッグによる再々試合となった。
バラモントリオは開始と同時に3人同時の水噴射を敢行。3人同時のパウダー攻撃は石森&KAGETORA&のはしが防いだものの、レフェリーに誤爆し、バラモン軍の反則負けが宣せられた。シュウが「せっかくのお祭りだからね。まだまだこんなんじゃ終われないね。こっちにさらにすっげえメンバーを呼んでいいなら、やってやってもいいですよ。どうするよ? 石森」とみたび迫ると、AIが「石森選手、ご安心ください。こんなこともあろうかと石森選手の同い年の昭和57年会の選手を呼んであります」と宣言。宮本が現れた。対するバラモン軍の助っ人は永田裕志そっくりのバラモンユージ。入場ゲートに現れると早くも水を噴射した。
シュウの要求を受け、反則裁定、場外カウントなし、タッチによる交代なしの特別ルールによる再々々試合の開始となった。バラモン兄弟が水噴射に出たが、バケツの水はユージに誤爆してしまう。ならばと石森をコーナーに追い詰め、ユージがボウリング攻撃の構えに入ったが、KAGETORA、のはし、宮本が飛び込んで阻止。場内はブーイングとなった。
ここから場外戦に突入したが、再びシュウの水攻撃がユージに誤爆してしまう。それでもユージは宮本をスリーパーで絞め上げ、一方で石森はケイの水攻撃、お告ゲルの餌食に。ユージはその後も水誤爆が相次ぎ、そのたびに客席から「OH! ユージ!」の叫びが起こった。
残り3分を切ったところで戦場はようやくリング上に。石森組の4人がコーナーで動きを止められ、ユージが今度こそのボウリング攻撃をさく裂。バラモン4人で「ストライク!」と叫んだ。ユージがのはしを捕まえたものの、シュウの水攻撃はやはりユージに誤爆。ならばとユースケがコーナー上で尻を突き出したが、石森がユージの顔面を菊門に激突させた。それでもユージはのはしのダイビングヘッドバットを自爆させ、腕固めで捕獲。「白目!」コールに応えて白目式に移行してギブアップ勝利を決めた。
ユージは超日本プロレス8・19上野大会以来、3ヵ月ぶりの降臨。勝利で飾ったものの、シュウによると試合後は病院に直行する「ユージの有事」に見舞われてしまったという。
【試合後のシュウ&ケイ&リュウスケ】
▼リュウスケ「へへへ……」
▼シュウ「(※リュウスケを見て)笑ってる。笑ってる。大丈夫かな? 大丈夫かな? でも、あのユージ、もっとおかしくなっちゃった」
▼ケイ「ユージがいないよ?」
▼シュウ「ユージは先に病院に行って(笑)」
▼ケイ「えっ!? ユージの有事だ」
▼シュウ「オォ、そう」
▼ケイ「ユージの有事が起こってるよ」
▼リュウスケ「うんうん」
▼ケイ「でも、今日ね、みんなファミリーが揃ったね」
▼シュウ「揃った! 揃った! で、あれも今年、流行語大賞取れるかな、『OH! ユージ!』」
▼ケイ「『OH! ユージ!』取れるかな?」
▼リュウスケ「うん」
▼ケイ「大丈夫?」
▼シュウ「『うん』って言ってる。もう『うん』しか言えないけど」
▼リュウスケ「うん…ダイジョーブ……」
▼ケイ「危ない、これ!」
▼シュウ「危ない! 危ない! これ以上はコンプライアンスに引っかかって怒られるから」
▼ケイ「うん」
▼シュウ「じゃあ、またみんなで集まってなんかできたらいいね」
▼ケイ「いいね。やろうね」
▼シュウ「やろうね。じゃあ、まずユージの有事だから」
▼ケイ「そうだ。じゃあ、流行らせよう、あれ。流行語大賞取れるように。神田伯山が何気に選考委員会入ったろう」
▼シュウ「入ったろう」
▼ケイ「アイツに……」
▼シュウ「頼んどいて、頼んどいて、頼んどいて」
▼ケイ「知り合いじゃないけど」
▼シュウ「じゃあ、せーので、ここにいるみんなでやって、あれをやって終わりにしようか」
▼ケイ「(※マスコミに向かって)みんなも準備はいいかな?」
▼シュウ「いくよ! セーの」
▼3人「OH! ユージ!」
▼ケイ「(※マスコミが誰もやらないので)誰もやってねぇじゃねぇかよ! やってよ! やったほうがいいよね?」
▼リュウスケ「う……ん……」
▼ケイ「じゃあ、みんなやらないと終わらないからね。はい、いきます! せーの」
▼3人「OH! ユージ!」
▼ケイ「よし!」
▼シュウ「病院行こう、病院!」
▼ケイ「(※リュウスケに向かって)大丈夫? 大丈夫? ユージ探しに行こう。ヨシ、台湾有事は日本の有事」
※ユージはノーコメント
【試合後のKAGETORA&のはし&宮本】
▼KAGETORA「いやぁ、終わりましたね。ありがとうございます。ハチャメチャ過ぎる(笑)」
▼のはし「凄かった(笑)」
▼KAGETORA「ハチャメチャ過ぎましたよ(笑)」
▼宮本「いやぁ、石森太二の同級生ですから、私は」
▼のはし「そうですよね。57年生まれ」
▼宮本「はい」
▼のはし「しぶとく残ってる(昭和)57年生まれ(笑)」
▼KAGETORA「ハハハハ!」
▼宮本「そう、この57年がこのプロレス界を引っ張っていきましょうよ」
▼KAGETORA「そうですね。いやぁ、本当ですよ。本当に石森、またやるんだったら是非ね、俺たちを呼んでください。お願いします。今日は楽しかったです」
▼宮本「ありがとうございました!」
▼のはし「ありがとうございました!」
▼KAGETORA「ありがとうございました!」

