クラブを斜めに持って
「回転しないと打てない」構えをつくる
Step1

右手で持ったクラブを写真のように右斜めに傾けてから、左手を揃えてグリップ
Step2

左肩とヘッドの距離を保ちながらクラブを下ろして前傾。同時にスタンスより左に向ける
Step3

ヘッドがボールに届くまで肩を回す。肩のラインがスタンスより左向きになる
「ステップ1」の写真のように、右手でクラブを斜め上に傾けて持ってください。斜めに持ったままだと、前傾するだけではヘッドがボールに届きません。体を回してボールに合わせようとしてできる形が、アドレスであり、ボールをミートするときの形になります。
実際にボールを打つときはステップ2から3の動きを逆再生すれば、手先を使わず体の回転で打てます。ポイントとしては、左肩とヘッドとの距離を変えないように注意すること。斜めに持ったクラブとそのときにできた右手首の角度を変えずに振るイメージです。

スイングはホッケーのスティックの振り方や、ほうきを掃く動きに近い

スタンスのラインは目線より左。肩のラインはさらに左を向いて構えることになるが、こうすると体を回しやすくなる

レッスン=澤田繁典
●さわだ・しげのり/サンフランシスコのオリンピックククラブに在籍し、ミニツアーに参戦。一般企業勤務後、現在は高田馬場、阿佐ヶ谷のインドア練習場&スクールGolfareiで指導している。

モデル/田中紀行さん
49際、165cm、58kg。ゴルフ歴7年、平均スコア100前後。グリーン周りでもザックリもホームランも出るのが悩み。つねに寄せワンを獲りたい!
構成=長沢潤 写真=相田克己 協力=サザンヤードカントリークラブ

