蛙化してしまう人の心理と対処法
SNS世代特有の恋愛観をもっているから

近年、蛙化現象が増えている背景の1つに「SNS世代特有の恋愛観」があります。
特に、ネット上の推し活などが身近になり、「女性とはこういうもの」「推しならこんなことしない」という高い理想像やキラキラした恋愛感を持っている人が増えました。
それゆえ、「バーチャルの世界と現実の恋愛の境界線」が気づかないうちに曖昧になっている人は多いです。
蛙化を脱却するには、「不完全だからこそ愛おしい」と捉え直すことが大切。理想ではなく、リアルな人間らしさを愛せる感性を育てることが、恋愛を長続きさせる鍵になります。
自分自身のコンプレックスが強いから
蛙化現象を起こしやすい人は、自分のコンプレックスが強い傾向があります。
外見や性格、恋愛経験など、心の中で「自分は不完全」と感じている部分を、無意識に相手で埋めようとしてしまうのです。その結果、相手の小さな欠点や理想とのズレが目についてしまい、一気に冷めることがあります。
自分の不足感を埋める手段として恋愛をしていると、些細なことがギャップになり、強く反応してしまうのです。まずは自分のコンプレックスを認めることが、蛙化を克服するポイントになります。
蛙化現象を克服するには、自分の心に向き合うことが必要
ネットやSNSが活発となり、バーチャルの世界がより身近になった現代、現実世界で蛙化現象が増えるのは、ある意味自然なことかもしれません。
キラキラした人に憧れることも、それを追い求めることも悪いことではありません。しかしその分、「自分や目の前の相手と深く向き合う」という経験が乏しくなっているのではないでしょうか。
今回の蛙化エピソードを読んで、「共感してしまった」と感じる方は、改めて自分と向き合ってみるのはどうでしょうか。
