今年のドラフト会議で3球団競合の末に阪神が獲得した立石正広内野手(創価大学)に、在阪マスコミが「オフのネタ探しが楽になる」と狂喜乱舞している。
立石は大学2年春の大会で打率5割、リーグ新記録となる5本塁打をマーク。さらに14打点を挙げてリーグ3冠王に輝いた。
「3年秋に出場した明治神宮大会でも実力を発揮して、大会新記録となる10安打を筆頭に、6割超えの打率をマーク。広角に長打を放つ選手として成長しました。大型内野手として、阪神の期待がかかっています」(球団関係者)
ところが盛り上がる機運とは対照的な動きをしているのが、球団だという。
「球団はマスコミに対して、入団前にもかかわらず、インタビューや番組出演などの露出厳禁を通達してきました。破った社にはペナルティーをチラつかせています。これまでにはない、厳しい対応ですよ。本来、球団としては外部露出によって知名度を上げ、グッズ売り上げに繋げたいところですが、裏で藤川球児監督が露出をさせるなと、秘密裡に指示を出しているといいます」(前出・球団関係者)
監督自らマスコミに通達するわけではなく、球団を「隠れ蓑」にしてのやり方に「それはどうなのか」と疑問の声が上がっているというが…。

