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レッドブル、サンパウロGPでのフェルスタッペンの走りに驚き「昨年と同じくらいセンセーショナルだった」

レッドブル、サンパウロGPでのフェルスタッペンの走りに驚き「昨年と同じくらいセンセーショナルだった」

レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1サンパウロGPの決勝レースを、ピットレーンからスタートしながら3位まで挽回してフィニッシュした。この走りをローレン・メキーズ代表は賞賛。前年の2024年サンパウロGPに続き、2年連続で素晴らしい走りを見せたと語った。

 レッドブル勢は今年のサンパウロGPで大苦戦し、2台揃ってQ1敗退。実に2006年日本GP以来最低の予選を過ごすことになってしまった。チームはこれを受け、フェルスタッペンのマシンのセッティングを変更し、ピットレーンからスタートすることを選んだ。

 予選での体たらくもあり、フェルスタッペンにかかる期待は大きいものではなかったが、素晴らしい走りを披露してみるみるうちに順位を上げ、最終的には3位でフィニッシュした。ピットレーンからスタートして表彰台を獲得したのは、2014年ハンガリーGPのルイス・ハミルトン(メルセデス)以来のことだ。

 しかしフェルスタッペンが驚異的な走りを見せたのは、今回が初めてではない。キャリアの中であり得ないような挽回劇を何度も演じている。そのうちのひとつが、2024年のサンパウロGPである。

 フェルスタッペンは予選で雨に見舞われQ2敗退となり、さらにパワーユニット(PU)交換によるペナルティもあって17番手からのスタートとなった。しかしそこから追い上げ、さらに最初に履いていたタイヤで長い距離を走るという戦略も成功。そして赤旗中断となった際にタイムロスなくタイヤを履き替えることができたため、終わってみればトップでチェッカーを受けたのだった。

「マックスの素晴らしい走りには敬意を表したい」

 メキーズ代表はそう語った。

「昨年はウエットコンディションだったので後方からのスタートだったが、ここで優勝した。今年はドライコンディションで比較的平穏なレースだったにも関わらず、ピットレーンから3位まで挽回した。今年のレースも、昨年と同じくらいセンセーショナルだったと言えるだろう」

 フェルスタッペンはハードタイヤを履いてスタートしたが、序盤7周目にパンクに見舞われ、緊急ピットインすることになった。しかしこの時には丁度バーチャル・セーフティカー(VSC)が宣言されていたため、タイムロスを最小限にしてタイヤを交換することができた。ただその後はミディアムタイヤとソフトタイヤを繋いだため、結局近年では珍しい3ストップとなった。

「公平に言えば、VSCのおかげで不利な状況が多少改善された。しかし、確かに失ったモノもある」

 そうメキーズ代表は認めた。

「ハードやミディアムでもう数周長く走っていれば、最後のピットストップは行なわずに済んだかもしれない」

 この逆襲劇にはライバルチームも舌を巻いている。メルセデスのトト・ウルフ代表はこう言う。

「マックスが最後尾だったとしても、決して侮ってはいけない。昨年はウエットレースだったので、ある程度は理解できる。しかし、今回はドライでのレースだった。それこそが、彼が4度も世界チャンピオンに輝いた理由なんだ」

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