・でもうまい
とはいえ、味自体はいつものタレカツだ。衣にしみ込んだ醤油ベースのあまじょっぱいタレが、噛むたびにじゅわっと出てくる。
細いスティック状になったことで全体に対する衣の割合が増し、これまで以上にタレの暴力性を堪能できるようになったという肯定的な見方もできるだろう。ただ……。
正直なところ、途中から誰が誰やらさっぱり分からん。ささみなのか、それとも海老なのか。
本来なら成立するはずのない究極の2択──。こんなギリギリの緊張感が味わえる外食チェーンは、世界広しと言えど「かつや」だけである。
一方、割を食ってしまったのが半熟たまごフライだ。ささみ事変の影に完全に隠れる形となったが、箸で割るとちょうどいい具合に半熟トロトロ。タレに負けないくらい黄身の味も濃い。
居酒屋の一品メニューとしても十分通用しそうなクオリティーであったことは、私が保証しよう。今回ばかりは相手が悪かった。
・教えてくれ
数年前と比べ、ほぼ別人になってしまった「かつや」の鶏ささみフライ。いくらなんでも作画変わりすぎだろと思わないこともないが、果たして来年もこのフォルムのままなのか?
というか、そもそも私のタレカツだけ細すぎたという可能性はないのか? 分からない……何もかもが分からない。
私は、もう一度『タレカツ丼』食べに行くべきなのだろうか? “かつや者” 諸君の意見を聞かせてもらいたい。
参考リンク:かつや
執筆:エクストリームかつや者・あひるねこ
Photo:RocketNews24.
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