スイングづくりや球筋の修正はUT1本で練習するとすぐに上達します。今回は、UTで練習するときのポイントを解説します。
【Step③】
クラブをタテに振り下ろし左足の真ヨコに叩きつける
ステップ2から「右足の真ヨコに向かって振り下ろす」のがステップ3です。
バックスイングでの手首のコックをリリースして、腕をタテに振り下ろして「ドン!」と音を出すくらい勢いよくヘッドで地面を叩く。ステップ1で作った、胸を右に90度向けた体勢を保ったまま行ってください。

ステップ3は5ステップドリルで一番重要。ダフりそうに思えるが、クラブをタテに振り下ろす感覚をしっかり身につける
【Drill】
クラブの落下と手首のリリースを使って加速

手首のリリースを使ってヘッドを加速させながら、右足のヨコの地面を「ドン!」と音がするくらいまで強く叩く。
【Drill】
金づちで釘を叩くように手首のタメを作って振り下ろす

手首のリリースはすぐにではなく、なるべくタメてから行う。
金づちで釘を叩くようなイメージで振り下ろし、もっとも強く叩けて大きな音を出せるリリースの仕方やタイミングはどこなのかをつかもう。
【Step④】
クラブを地面に叩き落とした位置から胸を左に180度回転
ステップ4は、ステップ3で右足の真ヨコへと振り下ろしたヘッドを、胸を左に回転させながら左足の真ヨコまで引きずって、ヘッドできれいな半円を描いてください。
ステップ3まで胸を90度右に回していたので、今度は180度左に回転させて胸を目標方向に向けます。ここでも腕とクラブを体の真正面にキープすることは必須です。
【Drill】
インパクトゾーンでのインサイド・イン軌道をマスター

ヘッドを地面に着けたまま、体の正面でヘッドがきれいな半円を描くように動かす。胸の回転で動かすことがポイント。
手先を使わずに体の回転でインサイド・イン軌道を作るインパクトゾーンをマスターしよう

