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五感で味わうワインの魅力を広げる日本ブラインドテイスティング協会が誕生

学びを深める3つの取り組み

協会の活動の中心となるのが、講習会、コンテスト、そして資格制度の3つです。どれもブラインドテイスティングをより深く学び、楽しむための仕組みとして整えられています。

まず、講習会はオンラインと対面の両方で参加でき、全国どこからでも学べる環境が整っています。トップテイスターによる解説を受けながら、テイスティングの手順や表現方法を体系的に学べるのが特徴です。初めて挑戦する人でも理解しやすい内容になっており、ワインとの向き合い方を丁寧に身につけられる場になっています。

次に、毎月開催される大会では、自宅に届くワインを使って全国の参加者が腕を競い合います。ランキング形式で評価されるため、学びの成果を確かめたい人にとっては良い刺激になります。挑戦を重ねるほど新しい発見があり、継続するモチベーションにもつながる取り組みです。

そして、テイスティング能力を客観的に評価する資格制度も導入されます。学んだ知識や経験を形として残せるだけでなく、上位認定者には講師として活動できる道も開かれています。文化を支える人材を育てる仕組みとして大きな意味を持つ取り組みと言えます。

講習・大会・資格の3本柱によって、ブラインドテイスティングの魅力を幅広く体験できる環境が整っています。

専門性を支えるメンバーたち

協会の活動を支えているのは、テイスティングの実力だけでなく、学びへの情熱と探究心を持ち続ける4名のメンバーです。
それぞれが異なる経験や得意分野を持ちながらも、「ワインを本質で味わう文化を広げたい」という共通の思いで集まっています。ここでは、その中心となる4名をご紹介します。

鈴木 明人(すずき あきと)

日本ブラインドテイスティング協会 会長。
大会での優勝経験を持ち、ワインのテイスティング理論を分かりやすく伝える活動を続けています。著書の出版やオンライン配信など、幅広い媒体で学びの機会を提供してきた存在で、ブラインドテイスティング文化を広げる中心的な役割を担っています。理論と実践の両面に精通し、多くの愛好家にとって学びの道しるべとなる人物です。

大倉野 泰造(おおくらの たいぞう)

理事。
国内大会で複数の優勝経験を重ね、世界選手権にも出場した実績を持つテイスターです。競技の場で磨いてきた洞察力と表現力は、学びの場においても大きな刺激となります。これまでの経験を通じて得た知識を、次の世代へ届けるための役割も担っています。

田尻 智之(たじり ともゆき)

理事。
ワインの学習サイトを運営するなど、教育の分野でも活動してきた人物です。基礎から応用までを体系的に整理し、学びやすい形で提供することに力を注いでいます。知識の理解を深めたい人にとって、安心して頼れる存在と言えます。

大塚 美咲(おおつか みさき)

事務局長。
大会で優勝・準優勝の実績を持ち、確かな実力を備えたテイスターです。実務面での運営を支えながら、挑戦を続ける姿勢は多くの人の励みとなっています。協会の活動を円滑に進めるための重要な役割を担い、学びの場を支える存在です。

4名が持つ知識や経験が合わさることで、協会としての活動に大きな厚みが生まれています。
競技の場、学びの場、そして日々のワイン体験まで、幅広い層にとって“新しい気づき”につながる取り組みが今後さらに広がっていくことを期待させてくれる体制です。

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