
ダークファンタジー「ディズニー ツイステッドワンダーランド ザ アニメーション」シーズン1「エピソード オブ ハーツラビュル」の第3話「不本意トラベル!」が11月12日に配信された。入学早々、退学の危機となったエース(CV:山下誠一郎)とデュース(CV:小林千晃)が魔法石を探しに鉱山へ。魔法石を守るモンスターとバトルになり、2人が絶体絶命のピンチに。そこにハーツラビュル寮の寮長・リドル(CV:花江夏樹)がさっそうと現れたのだが、その“理由”が驚くべきものだった。(以下、ネタバレを含みます)
■舞台は“ハートの女王”の厳格な精神に基づく寮ハーツラビュル
同作は、ディズニーの悪役たち(ヴィランズ)にインスパイアされたキャラによる人気ゲーム「ディズニー ツイステッドワンダーランド」(略称:ツイステ)のコミカライズ版をベースとしたダークファンタジーアニメーション。
原案となったゲームは、「黒執事」を代表作とする漫画家・枢やな氏が原案・メインシナリオ・キャラクターデザインを手掛けた作品だ。ディズニーヴィランズという唯一無二のエッセンスと魔法士養成学校(ナイトレイブンカレッジ)を舞台とした、作りこまれた世界観が話題となっている。
アニメーション版では、魔法が存在する世界“ツイステッドワンダーランド”に現実世界から迷い込んだ男子高校生の“ユウ”こと円満雄剣(CV:阿座上洋平)が、名門魔法士養成学校の寮生たちによるトラブルに巻き込まれながら、元の世界に戻ることを目指す。
10月29日から配信スタートしたシーズン1「エピソード オブ ハーツラビュル」は、映画「ふしぎの国のアリス」(1951年)の“ハートの女王”の厳格な精神に基づく寮・ハーツラビュルを舞台に物語が展開されていく。
■退学取り消しを懸けてエース&デュースはユウと魔法石探しへ
ハートの女王の石像を黒焦げにした罰として、退学を言い渡されたエースとデュース。学園長のクロウリー(CV:宮本充)は、退学を取り消す条件として、魔法石を手に入れることを提示する。
後のない2人は、ユウと共に閉山した鉱山へ。途中で見つけた家を訪ねてみるが、空き家だった。そこに魔法石の手掛かりはなかったが、先に進むためにロウソクを借りることに。だが火種がなく、ユウは「魔法でつけられないのか?」と聞くが、「魔法は万能じゃない。何より大切なのは、その術者が確固たるイメージを持てるかどうかだ。強くイメージできなければ魔法は具現化しない。思い浮かべた通りに魔法を使うには、かなりの練習が要る」と説明。そのために彼らは魔法学校で学ぶのだ。
すると、突然ロウソクに火がついた。追い掛けてきたモンスターのグリム(CV:杉山紀彰)の仕業だ。グリムは「オレ様も炭鉱に連れて行け。そしたら火の魔法を使ってやってもいいんだゾ」と、相変わらずの上から目線。グリムは自ら魔法石を手に入れれば念願の魔法学校に入れるかもしれないということで参加したのだが、本音は1人では怖くて行けないのだった。

■ユウが司令塔となり、協力して戦うことを提案
魔法石はなかなか見つからず、エースとデュース、さらにグリムも加わって言い合いになり、険悪な空気に。そんなとき、不気味な声が聞こえてくる。
現れたモンスターの言葉から、魔法石を持っているに違いないとなり、「奴を倒すんだ!」とデュース。エースやグリムが怖さから諦めようとすると、デュースは「そんな簡単に諦められるかよ!」と声を荒らげ、1人で立ち向かう。
しかし、モンスターの強大な力にはとても太刀打ちできない。そこでユウが「団結すればこちらに十分に勝機あると思うぞ」と言う。剣道部で副主将を務めているユウには、団体戦のイメージがあった。
ユウがおびき出し、エース、グリム、デュースとつなぎ、最後は力を合わせてバケモノを倒した。
喜びに沸く一同だったが、倒れたはずのバケモノが動き出す。絶体絶命の危機にぼうぜんとしていると、どこからか炎が飛んできて、あっさりモンスターを焼き尽くした。
■寮長・リドルの登場に視聴者も沸く
「この程度のモンスターに何をてこずっているんだい?」声の主はハーツラビュル寮の寮長・リドルだった。
デュースたちは助けに来てくれたと思ったが、そうではなかった。リドルはエースとデュースが「ハートの女王の法律 第304条、ハリネズミがくしゃみをした日は、トランプ兵がそろって歌を披露せねばならない」に違反したために追いかけてきたそうで「重罪だ!」と怒り心頭。
エースとデュースはリドルに連行されてしまうが、ユウはしっかり魔法石を削り出して学校へと戻った。クロウリーは、我が強い生徒たちをうまく協力させることができたユウを「未来に必要な人材」と称え、エースとデュースの退学処分を取り消した上で、ユウとグリムを“2人で1人の生徒”として学園に通う許可を出した。
晴れて学生になれたグリムに、「やったな、グリム。なろう、大魔法士に!」と声を掛けたユウの優しさに、視聴者からは「グッときた」の声が。一方、ぶっ飛んだ理由で現れたリドルには「やべぇw」「そこ!?」「ずっと怒っててもはや悪役に見えて好き」といった感想が寄せられたように、リドルが順守するハートの女王の法律の「トンチキさ」があらためて面白い。
今回、ユウたちが立ち寄った空き家は、ディズニーアニメ「白雪姫」(1937年)に出てくる7人のこびとのもので、倒したモンスターもこびとの1人をモチーフにしていると見られる。そんなふうにリドルやユウたちのドラマに、見事にディズニーの世界が絡んでいる展開にワクワクする。
「ディズニー ツイステッドワンダーランド ザ アニメーション」は、毎週水曜に新エピソードをディズニープラスで独占配信中。
◆文=ザテレビジョンアニメ部

