
「アベンジャーズ」はじめ、さまざまな作品を生み出してきたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)。“いい上司の日”である11月14日にぴったりな、MCUに登場する頼れるリーダーやメンターなど、自分の理想的な上司やリーダー像の参考になるキャラクターたちを紹介する。
■“王道のリーダー”キャプテン・アメリカ
キャップことキャプテン・アメリカは、正義感あふれる青年スティーブ・ロジャース(演:クリス・エヴァンス)が軍の極秘実験によって身体能力を極限まで高められた姿であり、常に人々を救いたいという信念に突き動かされている。「アベンジャーズ」シリーズにおいては個性豊かなアベンジャーズのメンバーを何とかとりまとめ、戦闘においても抜群のリーダーシップを発揮。
中でもスティーブの最後の戦いとなった「アベンジャーズ/エンドゲーム」の最終局面では、最凶最悪の敵サノス率いる軍勢に対し、「アベンジャーズ!アッセンブル!」の一言でリーダーらしさを見せる。その後、スティーブに代わってサム・ウィルソン(演:アンソニー・マッキー)が後を引き継ぐ。
「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」では、新たなキャプテン・アメリカとして周囲と同じ目線に立ちながら共に前へ進んでいくという、スティーブと異なる等身大のリーダーぶりを発揮。サムだからこそできる立ち回りを魅せたキャプテン・アメリカの「アベンジャーズ/ドゥームズデイ」(2026年12月18日に劇場公開)での活躍にも期待が高まる。
■“影のリーダー”ニック・フューリー
元軍人で、国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.(シールド)の元長官であるニック・フューリー(演:サミュエル・L・ジャクソン)。アイアンマン、キャプテン・アメリカらをアベンジャーズへと導き、スパイダーマンへのスパルタ気味な保護者としても活躍するなど、“アベンジャーズの影のリーダー”とも呼べる存在である。
地球を守るという目的のためならどこまでも合理的に、時に誰かを欺きながらも突き進む姿には、キャプテン・アメリカやアイアンマンなどのヒーローと異なる上司像を感じ取ることができる。
さらに、映画「マーベルズ」では古い友人であるキャプテン・マーベル(演:ブリー・ラーソン)と共に、モニカ・ランボー(演:テヨナ・パリス)やミズ・マーベルことカマラ・カーン(演:イマン・ヴェラーニ)ら若きヒーローの成長を見守る姿も見せ、先達として後進の育成にも力を注ぐなど、まさに上に立つ者の鑑たる存在である。


■“ブラックパンサー”ティ・チャラ
ティ・チャラ(演:チャドウィック・ボーズマン)は、アフリカの秘境に存在する超文明国ワカンダ王国の若き王として国民たちを率いながら、高い知能と身体能力を備えた超人的な戦士・ブラックパンサーとしての顔も持つ。
彼は王国の危機に直面したことで、世界から身をひそめていたそれまでの国の在り方を改めるという柔軟な考え方を持ち、国を守る新たな国王としてのリーダー像を体現する。映画「ブラックパンサー」で、先代国王であった父の突然の死によって覚悟を持てないまま王位についてしまうティ・チャラだったが、王国の危機に対して自ら先頭に立ち導くことで国民を守り抜く。
続く「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」では、ティ・チャラの死によって悲しみに打ちひしがれるティ・チャラの妹・シュリ(演:レティーシャ・ライト)らが描かれる。その後、シュリがブラックパンサーの意思を引き継ぐこととなり、偉大な王としての資質を覗かせる。シュリは「アベンジャーズ/ドゥームズデイ」への参戦も決定しており、新たなブラックパンサーとしての活躍に期待が高まる。

■カリスマ性が光るサノス
全宇宙を恐怖に陥れた存在にして最凶最悪の敵であるサノス。自身の信念のもと、宇宙の生命の半分を消し去り、宇宙のバランスを“調整”すれば平和が訪れると妄信。しかし、その背景には、自身が生まれ育った星で起きたある悲劇が。
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」で、かつての自身の故郷である星でアベンジャーズたちと対峙したサノスは、「(この星も)人口が増え食糧難だった。だから滅びる前に手を打った」と語り、無作為な虐殺による人口の削減を行う。様々な問題に苦しむ全宇宙に対しても、サノスはその解決法を適用し現実のものとして実行。
信念に基づいた理想を掲げ、それを自ら前線に赴き最短ルートでの達成を目指す姿はある意味“カリスマ性”とも取ることができ、理想のリーダーに求められる資質の一つとも言える。


