ダイヤルを回してレースを開閉することで高いフィット感を生むBOA®フィットシステムの使い心地や安全性、信頼度は? 世界を旅して滑るスキーヤー児玉毅に、その真髄を聞いた。
デメリットが見つからないスキーブーツの完成形

「スキーブーツにBOAフィットシステムが採用された'23-24季から愛用していますが、正直デメリットが見つかりません」
そう断言するのは、『地球を滑る旅』でお馴染みのプロスキーヤー児玉毅。10回目の節目となる'24-25季は、1ヵ月にも及ぶ南米大陸3か国の旅へ。持参したブーツはアトミックの「HAWX ULTRA XTD 130 BOA」一足のみだ。
「3シーズン、険しい岩場を歩いたり、さまざまな雪質を滑ってきましたが、レースが緩んだり、ダイヤルが壊れたことは皆無です。信頼度は年々高まっています」
旅には、BOAを丸ごと交換できるリペアを持っていくが、一度も世話になったことはない。
「BOAは無段階でソフトに一定のテンションで締めあげることができます。こっちがキツくて、こっちがユルいという不均等が生まれず、足全体がブーツに包まれている感じ。ストレスを感じないから疲労も軽減されます」

ワンタッチのダイヤル解放でシェルが大きく開く。バックルを一本一本はずす煩わしさがなく、足入れしやすく、脱ぎやすい。
「ゴンドラに乗って緩める。ゲレンデトップで締める。ワンハンドで微調整が円滑にできる操作性は、あらゆるシーンで重宝します」

人間の足は朝から夕方にかけて約5~10mmむくむといわれる。足のコンディションが刻一刻と変わるなかで段階的に調整するバックルタイプは常時同じフィーリングを得られにくかった。
「BOAは終日雪山と対峙するスキーヤーに、その都度的確なフィッティングを提供します」
児玉から信頼を勝ち取ったBOAは、今季も長い旅に出る。
児玉毅が使い続けるBOA Boots

ATOMIC
HAWX ULTRA XTD 130 BOA
SIZE:24/24.5~29/29.5
FLEX:130
WEIGHT:1861g(26-26.5cm)
¥142,890
ロアシェルはBOA、アッパーシェルはバックルで調整するツーリングモデル。滑走と歩行、どちらも妥協しないハイスペック。
PROFILE

児玉毅 Takeshi Kodama
世界の山々でエクストリームな滑走に挑むプロスキーヤー。写真家佐藤圭と続ける『地球を滑る旅』は10回目を迎え、南米編写真集が発売中。
Instagram:@skiertake0728

“Ride The Earth” photobook 10
SOUTH AMERICA Beyond the Horizon
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発行:エイチエス株式会社
判型:210×270mm
頁数:162ページ
¥2,970
2人が様々な国や地域の雪山へ出かけ、雪やスキーの魅力を写真や文章で表現して1冊にまとめる「地球を滑る旅」今作は10作品目となる。
