柄本時生と女優・ミュージシャンのさとうほなみが結婚した。柄本はバツイチで、前妻は入来茉里。ホリプロタレントスカウトキャラバンで審査員特別賞を受賞し、芸能界入りした女優で、2020年2月に結婚し、2022年6月に離婚した。
それにしても、柄本時生って意外とモテるんだな、と驚く。なにしろ、出演しているライフネット生命のCMなどを見ても明らかなように、「今時、コントでもあんなメイクしないよ」というくらいの、いわゆる「泥棒ヒゲ」が印象的な、あまりにトリッキーな顔(失礼!)をしているのだから。ある意味、唯一無二の存在感なわけだが、口が裂けても二枚目とは言い難い。
ご存知のように、両親は柄本明と2018年に亡くなった角替和枝。そういえばこの父親は志村けんとコントをやったりしていて、コメディアンの素養もある人だから、その遺伝子が多分に時生のお顔に引き継がれたのかもしれない。
時生の兄は同じく俳優の柄本佑で、妻は安藤サクラ。そして安藤の父親は言わずと知れた奥田瑛二。文字通りの俳優一族だ。
さとうほなみはというと、ほな・いこか名義でロックバンド「ゲスの極み乙女」のドラマーであり、女優業では本名で活動している。ちなみに「ゲスの極み乙女」のリーダーは、ベッキーとのゲス不倫で時の人となった川谷絵音で…などという話はもういいか。
さて、さとうは現在放送中のNHK朝ドラ「ばけばけ」に出演。大家族の農家の出身で、貧しさゆえに身を売られて遊女となった「なみ」の役だ。
劇中で「なみ」は、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルにした英語教師の「レフカダ・ヘブン」が女中を探していること、その給金が当時としては高額な20円であることを聞きつけて、自ら名乗りを上げる。だがヘブンの「武家の娘を女中として迎えたい」という希望に合わなかったことで撃沈。遊郭から足抜けすることを夢見ていたが、それも叶わず、朝から酒をかっ食らってクダを巻くシーンが非常に印象的だった。
映画「花腐し」では、兄の佑とかなり濃厚なラブシーンを演じているが、そんなことなど気にしないのが「俳優一族」の「俳優一族」たるゆえんなのだろう。その嫉妬さえも演技の肥やしにする、とか。ちなみに兄・佑がイケメンなどと言われているのは、この時生のおかげでもあると、個人的に思っている。
現在36歳のさとうは今まで公にはしていなかったものの、25歳の時に結婚し、のちに離婚しているとのこと。つまり時生とはバツイチ同士の再婚となるわけだ。
朝ドラでは幸せを掴めなかったさとうだが、俳優一族のひとりとなった実生活では、今度こそ幸せになってほしい、と他人事ながら思う。
(堀江南/テレビソムリエ)

