
二宮はカンヌ国際映画祭について、「記念受験みたいなことしてた。『とりあえず出しとく?』みたいな感じで。カンヌに出したときは(編集まで終えて完成したものではなく)『ここ、こんなことしゃべってます』ってテロップが入ってる素材のもの。『国宝』とかちゃんとやってる、ばっしりやってるのに、こっちはそんな感じ」とバタバタしながらの出品だったそう。
しかし、実際に現地での様子は予想外の反響だったようで、「始まる前の“東宝”のマークですごい大歓声が起きるわけ。『うわー!!』みたいな」「映画のストーリーが出てきても、『うわ〜』ってなるのが一番新鮮だった。しっかりお客さんたちにもドレスコードがあるお祭りだから、歓声は無縁だと思ってたわけよ。面白がってもらえてるなっていうのはね、すごく感じたな」としみじみと語る。
そして「どうでしたか? カンヌは」と聞かれた二宮は「面白かったですよ、やっぱり」と回答。風間が「ハリウッド、カンヌも知った男としては、やっぱり」と話を振ると、二宮は「ベルリンもね」とドヤ顔。風間は「ごめんなさい、抜けちゃってた、ベルリンが(笑)」と笑った。
