「結婚前に同棲がオススメ」と言われることがありますが、同棲することには利点だけでなく欠点もあります。同棲をやめたくなることも少なくないでしょう。どうして同棲をやめたくなるのか、主な理由や対応策、同棲をやめたくなったときの相手への伝え方について紹介します。
同棲をやめたいときは別れるべき?
同棲をやめたいと思ったとしても、同棲解消が必ずしも恋人との別れを意味する訳ではありません。同棲はやめたけれど恋人としての付き合いは続いている、といったケースがあるからです。
しかし同棲をやめたいと思い、実行したと同時に恋人としても別れてしまう、といったケースもあります。相手のことを嫌になったのか、同棲生活が負担なのか、その理由によって同棲だけをやめるのか、恋人としての関係を終わらせるのか変わってくるでしょう。
同棲をやめたいと思う主な理由9つ
同棲をやめたいと思うときは、お互いに不満や不安があるからでしょう。相手と一緒にいる楽しさよりも、一緒にいることのわずらわしさやストレスなどが理由で同棲をやめたくなってしまいます。
どうして、どんなときに同棲をやめたいと考えてしまうのか、主な理由について見ていきましょう。
1:価値観が合わない

同棲をしていると、2人で決めることが多くなります。
結婚前提で付き合っている場合、色々なことがスムーズに決まった方がいいでしょう。しかし考え方は人それぞれなので、意見が分かれてしまうこともあります。
そんなときに相手の意見を強く否定したり、自分の意思を押し通そうとしたりすると、相手が疲れてしまうのです。その結果、彼氏は「価値観が違うと面倒くさいことになる」と思い、一緒に過ごすこと自体が嫌になってしまいます。
2:生活リズムが異なる
同棲し始めたら寝る時間や起きる時間、食事の時間などの生活リズムをなるべくお互いに合わせるようになるでしょう。
一緒に暮らしていなかった恋人の頃は分からなかった相手の生活リズムが、同棲することで分かります。2人とも同じような生活リズムなら問題ないでしょう。しかし、生活リズムが大幅にずれていると、合わせようとすることがお互いにストレスになる可能性があります。
3:家事をやらない

同棲すると2人分の家事が必要になります。2人でうまく分担できればよいのですが、家事に消極的な人や、お互いの家事への意識が違うことがあるでしょう。どちらかが家事をやらないとなると、負担は残った1人に大きくのしかかってきてしまいます。
家事は毎日する必要があることです。日々、家事をしない相手への不満がたまれば、同棲をやめたいと思うきっかけになることもあります。
4:相手にときめきを感じなくなった
同棲して長く一緒にいると、相手のいい面も悪い面も見えてきてしまうものです。相手の悪い面が見えてしまった結果、相手へときめきを感じなくなることもあるでしょう。
同棲相手への恋愛感情がなくなったり、他に好きな相手ができたりした場合、同棲することに利点がなくなります。同棲をやめたいと考えるようになるでしょう。
5:先のことが想像できない
同棲したら「その次は」と先のことを考えるものです。しかし同棲自体はうまく続いても、将来に不安を感じることもあります。
長く同棲していても「将来に関する話が出ない」、「相手との幸せな将来が見えない」となると、同棲を続けることに疑問を抱き始めます。先が想像できない相手と同棲を続けることに意味があるのか、不満や不安から同棲解消を考えるようになってしまいます。
6:家にいても落ち着かない
家にいるときが一番リラックスできるという人は多いでしょう。しかし同棲相手がいると自分だけの家ではなくなるので、自分の思うように過ごすことは難しくなりがちです。
同棲相手に気を遣ってしまったり、相手といることでリラックスできなかったりすると、家にいても落ち着けません。落ち着くはずの自分の家でストレスを感じてしまい、同棲をやめたいと考えるようになってしまいます。
7:相手の本性を知った
同棲すると長く一緒に過ごせるようになるため、相手のこれまで知らなかった一面や、本性を知る機会が増えます。恋人として接するときには知らなかった本性を知ることで、相手に幻滅してしまうこともあるでしょう。
本性を知る前は理想の相手だと考えていたとしても、本性を知った後では考えが変わってしまいます。心が変わってしまえば、同棲を続けるのは難しいでしょう。
8:新しく好きな人ができてしまった

最初は好きな人と同棲を始めても、途中で他に新しく好きな人ができてしまうことがあります。同棲相手への恋愛感情がなくなって他の人に恋愛感情を向けるようになったら、同棲を続けることは難しくなるでしょう。
9:相手に無理をさせていると感じた
「相手が自分に合わせてくれている」、「尽くしてくれている」ことを嬉しいと思う反面、相手に無理をさせていると考えて心苦しくなってしまうことがあります。
価値観や生活リズムの違いで衝突することはよくあります。しかしそのような衝突が起こらず、無理に合わせてくれていると感じてしまったらどうでしょうか。相手にとって同棲が負担になっているのではないかと悩んでしまい、あなた自身も疲弊してしまうでしょう。
