女優の前田敦子とお笑いタレントのキンタロー。が9月22日、都内で行われた映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」公開前イベントに出席。キンタロー。が、前田のことを「神様」と表現する場面があった。
■前田敦子、レオナルド・ディカプリオに驚き「こんなにお父さん役が似合うんだ」
本作はポール・トーマス・アンダーソン監督の最新作で、レオナルド・ディカプリオが主演を務める。かつては世を騒がせたが現在は冴えない元革命家のボブをレオナルド・ディカプリオが、とある理由でボブと娘の命を執拗に狙う異常な執着を持つ変態軍人“ロックジョー”をショーン・ペンが演じる。この日は、熱烈な映画ファンと知られ、自らも数々の映画に出演してきた前田と、数々のハリウッドスターのものまねを披露してきたキンタロー。が登壇した。
前田は本作について「めちゃくちゃおもしろかったです！」と声を弾ませ「最初とどんどん変わっていく展開がまったく読めない。すごかったです」と興奮。レオナルド・ディカプリオの作品は「ロミオ＋ジュリエット」などいろいろと見ているという前田は「数々の作品を見ていますが、一番好きかもしれないです！」と笑顔を見せた。今回の作品のレオナルド・ディカプリオは「あいくるしい、ダメなお父さん」だそうで、前田は「こんなにお父さん役が似合うんだ、ってちょっとびっくりしました」と驚きを口にした。
■キンタロー。、前田敦子に感謝
中盤でレオナルド・ディカプリオに扮(ふん)したキンタロー。が登場すると、その姿を見た前田は爆笑。前田は「愛おしいですね」と笑い、キンタロー。は「This is my 神様！フライングゲットの神様！」と前田に感謝を伝えた。
さらにキンタロー。は「会いたかった会いたかった！嫌いにならないでください！」と口にし「彼女なしでは飯食えない！東京にもいられなかった、彼女のおかげ」と告白。キンタロー。は「すべては彼女から始まった、足向けて寝られない。命の恩人です」と続け、前田は「予想以上に熱烈」とさらに爆笑していた。
また、イベントでは作品の内容にちなみ、“追い詰められたエピソード”についてもトーク。前田は「役者をやってる人あるあるの話ですけど、舞台とかをやってると、全部飛んじゃった夢を絶対に見ます」と明かし「みんな言います。突然本番で1個もせりふがわからない、とか。その衝撃で『ばっ！』と起きます」と答えた。
映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」は、10月3日(金)全国公開。
◆取材・文＝山田果奈映
