『SUNNY VOYAGE 2025 in OSAKA day 1』エディオンアリーナ大阪第2競技場(2025年11月15日)
GHCジュニアタッグ王座次期挑戦者決定戦 ○杉浦貴&マサ北宮vs丸藤正道&拳王×
前GHCタッグ王者の“TEAM 2000X"北宮&杉浦組が次期挑戦者決定戦で“丸拳"丸藤&拳王組を無法撃破。王者ハンク・ウォーカー&タンク・レジャーへの挑戦権を強奪し、11・21仙台大会での王座戦が決定的となった。
11・8後楽園大会で北宮&杉浦を破って一発奪取に成功したNXTのハンク&タンクに、かねてより王座挑戦を視野に入れていた丸藤&拳王組が挑戦表明。ところが自業自得のレフェリー不在で勝利を逃していた北宮が「レフェリーの職務怠慢で無効」を訴えて再戦を主張し、両軍による挑戦者決定戦が決まった。
ヨシ・タツの介入から、場外戦に持ち込んだT2000Xコンビが先制に成功。序盤戦を優勢に進める。丸拳が連係攻撃で立て直しても、蹴暴&トラースキックのサンドイッチ攻撃は杉浦が避けて痛恨の同士討ちに。ここぞとばかりにT2000Xコンビが拳王を一気呵成に攻め立てると、杉浦はオリンピック予選スラムを仕掛けた。
だが、拳王は踏ん張ると、コーナーでヒザを突き出す丸藤に杉浦を投げつけて怒とうの反撃開始。丸藤のフックキック、拳王の投げ捨てジャーマン、蹴暴&トラースキックのサンドイッチ攻撃が連続して決まる。そして、必殺の合体技・丸拳へ。
だが、ヨシ・タツがまたも介入。コーナー上の拳王を突き落として、丸藤と激突させる。北宮が飛び込み、丸藤をラリアットで排除。返す刀で、拳王とレフェリーを衝突させて無法地帯を作り上げた。すると、ヨシ・タツとタダスケがリングに乱入。連続串刺し攻撃を拳王に浴びせると、杉浦がパイプイスで顔面を痛打する。そして、五輪予選スラムでダメ押しして、拳王を葬った。
前王者のT2000Xコンビが“丸拳"を無法撃破して挑戦権を強奪。試合後もヨシ・タツらと丸藤&拳王を凶器攻撃で蹂りんすると、ブーイングのなかで北宮が意気揚々とマイクを握り、「拍手はどうした!? 副社長とYouTuberが組んだところで、ゴッドファーザーとチェアマンには敵わねえんだよ、この野郎。挑戦権は無事勝ち取った」と高笑いを決め込んだ。
これでハンク&タンクと立場を逆にしてのリマッチに臨むことに。本部席で観戦していたハンク&タンクを呼び出した北宮は「次はな、ハンク&タンク! ベルトを獲っていい気になってるけどよ、俺たちがすぐ取り返してやるから安心してアメリカに帰れ」と挑発したうえで、「いいか、選手会長命令。次の…そうだな、大阪でやってるから、せっかくだから、次の仙台! チャンピオンシップだ。タイトルマッチを組め、この野郎。選手会長命令、仙台サンプラザでGHCタッグ選手権決定だ。短かったけどな、仙台でてめえら終わりだ。I'm the chairman!」と指定し、11・21仙台大会でのGHCタッグ王座戦が決定的となった。
【北宮の話】「丸藤くん、拳王くん、残念だったねえ。君たちが組んだところでゴッドファーザーとチェアマンにかなわねえんだ、このヤロー。そしてな、ハンク&タンク、ハンクくん、タンクくん。君たちも仙台で終わりだ。I'm the Chairman! ハッハッハッハッハー!」
【ハンク&タンクの話】
▼タンク「ベラベラよく喋ってたな」
▼ハンク「日本語で何言ってるのか、さっぱりわからなかったけど、あいつらがこのベルトを欲しがってるのはわかったぞ。だけど、これだけはハッキリしてる。リングでゴングが鳴ったら、お前らの耳に聞こえるのはHonk Honk、この音だけだ」

