『SUNNY VOYAGE 2025 in OSAKA day 1』エディオンアリーナ大阪第2競技場(2025年11月15日)
「NOAH Jr. GRAND PRIX 2025」2nd.Round ○高橋ヒロムvsニンジャ・マック×
GHCジュニア王者のヒロムが、ノアジュニアのシングルトーナメント『NOAH Jr. GRAND PRIX 2025』2回戦でニンジャを撃破。新日本『BEST OF THE SUPER Jr.』に続いてニンジャを連破し、4強入り一番乗りを果たした。
ヒロムとニンジャは昨年、今年2年連続で新日本BOSJで対決しており、いずれもヒロムが勝利。舞台をNOAHに移しての約半年ぶり3度目の一騎打ちがノアジュニアGP2回戦で実現した。
のっけから激しく先を読み合う展開に。ニンジャはニンジャスペシャルで先制を狙うも、即座にリングに戻ったヒロムが低空ドロップキックで鎮圧。「悪いけどね、皆さん、飛ばせないよ」と叫んだヒロムが主導権を握った。
ニンジャが再びニンジャスペシャルを狙っても、ヒロムは巧みに反対側のエプロンに移動して空転を誘いにかかる。だが、ニンジャはそのままバク転を繰り返して方向転換。場外に降りてからもバク転を繰り返す離れ技を披露する。たまらず花道を逃げていくヒロムをバク転のまま入場ゲート奥まで追い詰めた。先にリングに戻ると、あとから姿を現したヒロムにトペスイシーダを敢行する。
その後もニンジャはダイビングヘッドを投下し、逆落としからクロスフェイスで絞め上げて、ヒロムにペースを渡さない。さらに、フェニックススプラッシュまで披露したものの、動きを読んだヒロムはD(三角絞め)に捕獲。切り返されて、TIME BOMB狙いも読まれてしまったが、裏をかいて名も無きヒロムロールで丸め込み、技ありの3カウントを奪った。
ヒロムがNOAHでもニンジャを破ってノアジュニアGP2回戦を突破。4強入り一番乗りを果たして11・21仙台大会での準決勝進出を決めた。
「まあニンジャ、そう簡単ではないわな。たださ、NOAHを味わえたかっていうとノーだよ。味わえてないよ。どっちもNOAHでも何でもないじゃん。ノアジュニアGPでしょう? みんな分かってる? 高橋ヒロムがいるという意味を分かってる? ノアジュニアのトーナメントまで制しちゃったら、どうするのさ? 俺はすべてを味わいつくした男になっちゃうぜ?」。そうノアジュニア勢にプレッシャーをかけたヒロムは「(準決勝&決勝が行われる仙台大会は)確かGHCヘビー級もその日、同じ日にあるんですよね? もちろんジュニアがメインイベントだろうな? 俺はそこのところ厳しいぜ?」とあらゆるプレッシャーをかけた。
準決勝ではあす(16日)大阪大会で行われる「AMAKUSAvsタダスケ」の勝者と対決する。
【ヒロムの話】「まあニンジャ、そう簡単ではないわな。たださ、NOAHを味わえたかっていうとノーだよ。味わえてないよ。どっちもNOAHでも何でもないじゃん。これ、ヒロムちゃん、もしかしてNOAHに出て、出続けて、そしてベルトを獲って、あれ? なんかこれ、馴染んじゃったかな。それはそれでよくないな。NOAHジュニアGPでしょう。みんな、分かってる? 高橋ヒロムがいるという意味を分かってる? NOAHジュニアGP、このトーナメントまで制しちゃったら、どうするのさ? 俺はすべてを味わい尽くした男になっちゃうぜ。ねえ、トーナメント反対側、同じブロックにも、やりたい選手、それはたくさんいるけど、当たるかどうかは運も必要だけど、何よりもそこまで上がってくる実力が必要だ。11月21日、仙台ね。ヒロムちゃんファンはチケット買ってください。どうぞ。そして確かGHCヘビー級もその日、同じ日にあるんですよね。NOAHジュニアGPというシリーズの名前なんだよ。もちろんジュニアがメインイベントだろうな? 俺はそこのところ厳しいぜ。さあ、次に上がってくるのは誰かな? 誰でもいい。NOAHを、ノアジュニアを味わわせてくれ」
