スマックダウンが現地時間14日、ニューヨーク州オールバニで行われ、中邑真輔がサミ・ゼインらと共闘し、ソロ・シコア率いるMFTと大乱闘を展開。2週間後のスマックダウンで5対5イリミネーションマッチが行わえることが決まった。
中邑は11・10ロウでジョン・シナ引退試合の相手を決める「ザ・ラスト・タイム・イズ・ナウ・トーナメント」に登場。シェイマスに敗れ、1回戦敗退に終わった。中邑にとって目下の怨敵はMFT。10・10スマックダウンにおける復帰戦でゼインが保持していたUS王座に挑戦したものの、MFTの乱入によって試合をぶち壊された。翌週、レイ・フェニックスと組んでタマ・トンガ&JCマテオと対戦したものの敗戦に終わっている。
MFTによって負傷欠場に追い込まれていたゼインがリングに登場。「この4週間はきつかった。ケガをしてからまだ医者のゴーサインが出ていない。ソロとMFTが暴れ回るのを指をくわえて見てるだけだ。仲間たちを襲いやがった。毎週毎週、何もできずじまいだったが、それも今夜で終わりだ」と宣言すると、「ソロ、俺が気に食わないんだろ? 俺も同じだ。出てきて直接話そうぜ」とシコアに出頭を迫った。
すると、シコアがMFTメンバーを引き連れて現れた。リングに上がったシコアは「サミ、俺はお前の本性を知ってるぜ。嘘つきで必死すぎて、自分のことしか考えていない。仲間のことも思ってない」と罵倒。「俺は違うぞ。家族を思ってる。俺に忠誠を誓う、この男たちをな。お前は何様だ? 調子に乗ってるとぶっ潰すぞ」と通告する一方で、「お前はまだ療養中だろ。お前が100%の時にやる。医者のゴーサインが出たら覚悟しろ。お前を潰す」と予告した。
するとゼインは「いい知らせだ。もう待たなくてもいい。今夜から出場許可は出ている。やりたいなら今すぐやろうぜ」と迫った。「その前に聞け。俺は一人じゃない」と続けると、中邑、モーターシティ・マシンガンズ(アレックス・シェリー&クリス・セイビン)、フェニックスがやってきて、MFTとの場外乱闘に発展した。
リング上ではゼインがシコアにパンチを連発。ヘルヴァキックの構えに入ったが、タラ・トンガがシコアを場外におろして救出した。マテオがゼインを背後から襲撃すると、タマと二人がかりで暴行。ならばと中邑、シェリー&セイビン、フェニックスがゼインに加勢し、MFTをリング下に撃退。フェニックスがコーナー最上段からのトルニージョで突っ込んだ。
当然、シコアは収まらない。バックステージでオールディスGMに「サミとやらせろ。ヤローをぶっ潰す」と詰め寄った。するとオールディスGMは「サバイバーシリーズ前日のスマックダウンでMFTvsサミ&中邑&フェニックス&MCMGはどうだ? 5対5のサバイバーシリーズ形式のイリミネーションタッグ戦だ」と決定。中邑がMFTとの全面対決に突入することになった。
今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。

