夢は俳優として活躍すること
昨今はSNSの誹謗中傷問題がよく話題になる。Instagramで30万人超、TikTokで20万人超のフォロワー(記事執筆時)を抱える新山さんにも、そういった心無い声は届いているという。「石原さとみには似ていない」という直接的なアンチコメントも寄せられたそうだ。しかし彼女はそういった意見を俯瞰して見ている。
「私に対して長文の悪口を送ってくる方もいました。けれど、その時“こんな長文を考えて打ってくるのってなんかすごい”と思ってしまって、逆に続きが読みたくなった自分がいました。こちらからその相手をブロックしたら、気にしていることになっちゃいますし、相手にした時点で負けなので、そういう意味では無視することがベストなのかなって。
もちろん悪口を言われると少しは思うこともあります。けれど、フォロワーが伸びているとはいえ、私自身まだまだですし、この時点で心無い声に負けていては芸能界では生きていけないと思います。長年、活躍されている方は、私の比じゃないほど苦労されていますよね。そんな風に大きな視点で見たらたいしたことではないんです」
そんな新山さんはこれからの目標をどのように考えているのか。
「元々、芸能界に憧れたきっかけは演技のお仕事をしている吉川愛さんを見たこと。憧れの俳優さんです。現在は俳優業という夢に近づくために第一歩を踏み出したところです
実はSNSが苦手なんです(笑)。自分で決め顔をしながら撮影をしているんですけど、例えばカフェに行っても、私はその時間を楽しみたかったりする。それと自分の顔がたくさんネットに載っているのが嫌なんです。“自分大好き”みたいなInstagramになっていることが恥ずかしくて。どちらかと言うとそういう発信をするよりは、映画を観たりなどインプットの時間を増やしたいのが本音です。
私自身、まだ本格的な演技のレッスンも経験していないですし、“俳優として活躍したい”なんておこがましい状況ですが、これからしっかりと経験を積んで、演技の世界で活躍する人になりたいです。いつか名前が売れて、テレビCMに出るのも目標です」
取材・文/中山洋平 撮影/藤木裕之

