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ハミルトン&ルクレールへ「口数を減らせ」と発言したフェラーリ会長に、シュタイナー親分が喝!「頭にきたんだろうが……良いリーダーシップではない」

ハミルトン&ルクレールへ「口数を減らせ」と発言したフェラーリ会長に、シュタイナー親分が喝!「頭にきたんだろうが……良いリーダーシップではない」

F1サンパウロGPの後、同レースで苦戦したフェラーリのジョン・エルカーン会長がドライバーに対して厳しい発言をしたことは大きな話題となった。かつてハースF1チームを率いたギュンター・シュタイナーはこの騒動を受けて、エルカーン会長にはリーダーシップが欠如していると痛烈に批判した。

 コンストラクターズランキング2番手でブラジルに乗り込んだフェラーリは、マクラーレン、メルセデス、そしてレッドブルのマックス・フェルスタッペンといったライバル勢に太刀打ちできず、スプリントではシャルル・ルクレールが5位、ルイス・ハミルトンが7位。予選ではルクレールが3番手に入ったものの、決勝ではアクシデントに巻き込まれて早々にレースを終え、接触によりダメージを負ったハミルトン共々ダブルリタイアに終わった。

 この不本意な結果によりコンストラクターズランキング4番手に転落したフェラーリ。エルカーン会長はSky Sports Italyに対し、フェラーリが同じ週末に行なわれたWEC(世界耐久選手権)でチャンピオンになったことを引き合いに出し、ドライバー批判ととれるコメントを残した。

「我々はバーレーンで世界耐久選手権(WEC)のタイトルを手にした。これはフェラーリが団結し、全員が一丸となって働けば、どれほど偉大な成果を成し遂げられるかを示している」

「しかしブラジルでは大いに失望した。F1の選手権に目を向けると、我々のメカニックたちはピットストップの作業などを通じてほぼチャンピオン級の働きをしていると言える。エンジニアがマシンを進歩させたのも確かだ。だが、それ以外の部分はまだ十分なレベルに達していない」

「我々のドライバーたちは、もっと走ることに集中し、口数を減らす必要がある。まだ重要なレースが残っているし、(コンストラクターズ選手権で)2位を獲得することも不可能ではない。これは非常に重要なメッセージであり、(WEC)バーレーンでの結果はフェラーリが団結すれば勝てることを証明した」

 この発言は業界関係者からも大きな反響を呼んだが、シュタイナーは『The Red Flags Podcast』に出演した際、エルカーン会長を次のように批判した。

「結局のところ彼はボスなのだから、批判する権利はある。しかし公の場でああいうことをすべきではないと思う」

「ルイスに対しては、まあ分かるが……シャルルは魂を、全てをそこに捧げている男だ。彼にこれ以上何を求めるんだ?」

「『メカニックも頑張っているし、エンジニアも頑張っているが、お前たちはダメだ』などと公の場で言うのは、良いリーダーシップの示し方ではない。しかもフレッド(チーム代表のフレデリック・バスール)についてはノーコメントだ。少なくとも、企業のトップレベルにいる人間がああいった発言をするのは奇妙だ。彼は何かを言うにしても、誰かにお伺いを立てる必要がない立場だが、良いことが言えないのなら何も言うべきではない」

「彼らがWECを制したのはおめでたいことだが、あのふたつの選手権は比べられない。彼らがチャンピオンになったことはリスペクトしているし、素晴らしいと思うが、結局(WEC)は性能調整の選手権であって、F1とは全くの別物だ」

「彼らがスポーツカーの世界で勝ったことを軽んじているわけではない。しかし、あれで『ほら、やればできるだろ』と言うのは……じゃあ実際にF1でそれを実現する手助けをしたらどうなんだ?」

「それに、ドライバーを決めたのは誰だ? という話だ。時には鏡を見るべきだ。彼もルイスの起用に同意していたと私は理解している」

 さらにシュタイナーは、エルカーン会長があのようなコメントをしたのは、悲惨なレース直後で感情的になっていた部分があるだろうと指摘した。

「彼ら(ハミルトンとルクレール)が何を言ったのかは知らないが、理解に苦しむね。ひょっとすると彼は少し感情的だったのかもしれない」

「あの時、彼らは(WECで)チャンピオンになったのに、(F1では)2台がリタイアして1ポイントも獲れなかった。どれほど失望したかは想像できる。多分相当頭にきたんだろうな」

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