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「あんぱん」石橋蓮司、約10年ぶりのテレビ小説で視聴者沸く 「花子とアン」以来の“配役”に驚き「ディケイドの写真屋さんが」「誰が予想できた!?」

「あんぱん」石橋蓮司、約10年ぶりのテレビ小説で視聴者沸く 「花子とアン」以来の“配役”に驚き「ディケイドの写真屋さんが」「誰が予想できた!?」

 NHKの連続テレビ小説「あんぱん」の126話が9月22日に放送され、2014年放送の同シリーズ作品「花子とアン」で主人公の祖父役を演じていた石橋蓮司さんが出演しており、視聴者を大いに喜ばせています。

物語ラストで重要な役「孫が大好きで」

 「あんぱん」は、国民的絵本シリーズ「アンパンマン」の作者・やなせたかしとその妻・小松暢をモデル(作中ではそれぞれ北村匠海さん演じる嵩と今田美桜さん演じるのぶ)としたドラマ作品。2人が太平洋戦争を経て、「アンパンマン」を誕生させるまでの軌跡を描いています。

 石橋さんは126話ラストにて、のぶが通っている写真館の主人として登場。写真の現像と焼付を依頼しに来たのぶに向かって、「おたくの先生、『アンパンマン』って本描かれていますよね?」「うちの3つになる孫がアンパンマンが大好きでねぇ」「毎晩読んでくれっていわれるものですから」とうれしくなる感想を伝えてきます。

 のぶの目の前で「ぼくはアンパンマンだぁ」「いつもおなかの空いている人を助けるんだ」とコミカルな物まねを披露しただけでなく、「愛情込めて遺されたものはすたれません」「繰り返し読まれることでどんどん良さが増すはずだ」「先生にもっと書いてくださいとお伝えください」と力強くエール。

 のぶは写真館訪問の直前、一部評論家からアンパンマンに対する酷評を受けていただけに、思わぬ場所での絶賛と激励に力づけられ、“勇気100倍”を得たとのことです。

10年以上たっての連続テレビ小説登場

 石橋さんといえば、「花子とアン」の主人公・安東はなの祖父である安東周造役を演じ、作中では孫たちの良き理解者として後押ししたほか、心臓の病で他界した後もはなの前に幻となって現れ、叱咤激励する重要な役割を果たしていました。

 石橋さんは「アン」以降、「十三人の刺客」「忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段」「大奥」など、数多くのNHK作品で引き続き演じてきましたが、連続テレビ小説シリーズへの出演は約11年ぶりとなります。

 こうした事情も手伝って視聴者からは、「空気が味わいと深みの雰囲気になって何者だろうと思ってた」「久しぶりに見た気がする」「こんな魅力的な写真屋さん役、誰が予想できたの!?」「カメラ屋さんの役、素敵だったなぁ」など、ベテラン俳優のカメオ出演に驚きとうれしさの入り混じった声が多く上がりました。

 また、「ディケイドの写真屋さんがアンパンの世界にやってきた(違う)」「仮面ライダーでも過去に写真館の主人をされてたしピッタリな配役」など、2009年の特撮ドラマ「仮面ライダーディケイド」(テレビ朝日系)に石橋さんが今回と同じく写真館の主人役で出ていたことに言及する声もありました。

配信元: ねとらぼ

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