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HD-2D版『ドラクエ2』実は重大すぎる設定変更が…「ムーン王女おしり丸出し?」の件

HD-2D版『ドラクエ2』実は重大すぎる設定変更が…「ムーン王女おしり丸出し?」の件


HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』イラスト (C) ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX

【画像】こちらは「呪い」です…「ドラクエ」シリーズのおしり丸出しな正ヒロイン

「呪い」ではなく「父の愛」

 マグミクスは2025年11月1日、「えっ待ってムーンブルク王女『まっぱ』確定じゃん! HD-2D『ドラクエ2』に新証拠?」と題した記事を配信、犬の姿になっているムーンブルクの王女が全裸か否かという議論の続報を伝えました。

 記事では、HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』で新たに追加された「とおぼえ」「いぬのはな」といった特技から、王女は肉体的にも犬になっていた可能性が高いと結論づけています。もちろん、それはそれで議論の余地があるところでしょう。

 そうしたなか、コメント欄では「モシャス」を引き合いに出す意見が見られました。「ドラゴンクエスト」シリーズに登場する変身呪文で、唱えたものが対象に変身し、その対象のじゅもんを使えたり、攻撃力などをコピーし自分のものにできるというものです。シリーズ作品によって異なりますが、敵が使用してくるのみならず、主人公側キャラクターが習得することもあります。

 この呪文を敵が使用し主人公サイドのキャラに変身した際、確かに服装込みで化けていました。そして注目すべきは、シリーズ作品によって異なるものの、「ラーの鏡」でその敵の変身を解除できる点です。

 ご存じのように、HD-2D版『ドラクエ2』では「ムーンブルク王」が娘を守るために変化の魔法をかけたという設定でした。モシャス、あるいはモシャスに類する魔法と考えてよいでしょう。

 変身が解除されてもなお「とおぼえ」や「いぬのはな」をとくぎとする点も、モシャスないしその類の魔法をかけられていたという説を補強するように見えます。そしておそらくは「服ごと犬の姿に変えた」であろうことから、ラーの鏡で解除された際に服を着ているのも自然といえるでしょう。服がどう出たり消えたりするのかや、そもそも変身の理屈そのものはさっぱりですが、そういうものなのでしょう、なんせ魔法ですし。

 この「父親の変化魔法」という設定は、ファミコン版から数えて実に約40年ぶりの重要な変更といえます。オリジナル版では敵の呪いによって犬の姿に変えられたとされていました。

 この変更により、なぜ王女に犬の姿のあいだの記憶がほとんどないのか、という点についても、「その間の記憶が刻まれること」から娘を守るために王がなにかしら処置を施した、などと解釈できるでしょう。

 なにせメスの野良犬です、恐怖や恥辱を味わってもおかしくはありませんし、そのような記憶が刻まれれば心を病みかねません。それゆえの「記憶操作処置」と考えられます。一方で、たとえ記憶に残らないとしても、娘がそのような目に遭うのは父親として耐え難いことのはずです。そうしたことをも覚悟のうえで、娘に変化魔法をかけ記憶操作の処置を施したという、ギリギリの判断だったのではないでしょうか。

 結果として、たいへん下世話な視点から始まった一連の考察も、「父親が娘の命のみならず、変身が解除された後の娘の心をも守ろうとした」という、大きな愛情の物語の再発見に至って……いや、ちょっと待ってください。

 我々の考察の出発点は「犬の姿の王女は服を着ているといえるか否か(=まっぱといえるか否か)」だったはずです。そして上記したモシャス説も、この点をなんら説明するものではありません。単に「変身が解ける際は、服装も含め変身する前の姿に戻る」ことが説明されているだけです。

 かつての男子中学生(「『ドラクエ2』ムーンブルクの王女におしり丸出し疑惑 『例の姿」実は裸なんじゃね?』」マグミクス、2025年10月31日配信)が訴えていたのは、「犬の姿の王女」は「犬そのもの」で、つまり「一糸まとっていない、でOK?」という点でした。

 これについてはもう、OKでいいのではないでしょうか。なにせ敵(この場合、主人公サイド)の服装まで完全再現する魔法がある世界です、逆に変身中は服が消えていたとしても、なんらおかしくはないと考えてもよさそうです。

 よかった、あの日の男子中学生の夢は守られました。

配信元: マグミクス

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