
元オリックス・ブルーウェーブの星野伸之氏が、岡崎郁氏のYouTubeチャンネル『アスリートアカデミア』に出演。読売ジャイアンツ・戸郷翔征の「不調の要因」を分析した。
■岡崎氏「出足でつまづき、焦りが生まれた」今季調子が上がらず、8勝9敗に終わった戸郷。岡崎氏は不調の要因を「出足でつまづいたから、 ちょっと焦ったんでしょうね。自分でもなぜか、わからなかったんだと思いますよ」と分析する。
さらに「今まで同じようなことやっていて通用したのが、自分では同じようなことをやっているのに、通用しなかったから、たぶんちょっとパニックになったと思います。 どこかが悪かったら、原因がわかるんだけど、きっと本人は原因がわからなかった。 原因が分からないなかで結果が悪かったから、パニックになったのではないか」と語った。
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■リーダーとしての重圧に現役通算176勝の星野氏は「菅野智之という大きな存在がいて、今まではなんとかついていこうというのが、いなくなった瞬間に、リーダー的に行くっていうのはなかなかしんどい。見せなければいけないというか」と指摘。
続けて「オリックスで言うと、山本由伸が抜けた宮城大弥がそんな感じかなという。ちょっとずつ投球イニングが短くなってるんです。大体6イニングぐらいで交代なので。 ああ。 どっちかと言うとね、やっぱ完投してほしいピッチャーなので、そこら辺はちょっと似てるのかなみたいな感じは思いますけどね」と語っていた。
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■開幕から苦戦戸郷は2022年~24年まで3年連続二桁勝利を挙げ、今季はMLBに移籍した菅野に代わるエースとして開幕戦に登板した。
ところが開幕戦で打ち込まれ降板すると、3度目の登板となった広島東洋カープ戦で10失点。その後も夏までは調子が上がらず、2軍でプレーでした。
夏場以降は調子を取り戻し、最終的に8勝を挙げたものの、防御率は4.14と高く、本来の力が出しきれなかった。
星野氏は現役時代、山田久志氏や佐藤義則氏という偉大な先輩が抜けた後、オリックスのエースとなった経緯がある。自分と境遇が似た戸郷や宮城の苦しみを理解している様子だった。
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■執筆者プロフィール佐藤俊治。Sirabeeには2015年11月から参画し、月40本程度プロ野球関連記事を執筆中。YouTubeで発信する野球評論家ウォッチャーでもある。野球は高校からメジャーまで年間50か所以上で現地観戦。プロ野球の贔屓チームはなく、どこのチームのファンでもない。「あの選手、あそこに行ったんだ」という目線で見守っている。
(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)