Photo:Sirabee編集部元横浜大洋ホエールズ選手の高木豊氏が11月14日、自身のYouTubeチャンネルを更新。読売ジャイアンツが前ソフトバンク・板東湧梧と前日本ハム・北浦竜次という2投手を獲得した理由を分析した。
■高木氏が獲得の狙いを解説巨人が板東と北浦を獲得したことについて高木氏は「ジャイアンツはピッチャーの補強にどんどん走ってるけども、岡本和真が(メジャー行きで)抜けるというようなことで、できるだけ多くの使えるピッチャーを集めたいという狙いがある」と指摘する。
続けて「守り勝つということが、阿部慎之助監督の頭の中にあるのかなという。だから板東を取ったし、 北浦も取ったしという。大変だよね、西から東から北からみたいな」と語った。
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■新しい血を入れることも大事さらに高木氏は「新しい血を入れていくっていうのもすごく大事なことだし、板東はソフトバンクで鍛えられたノウハウっていうのも持ってるだろうし」と指摘。
また、「北浦は北海道で、あれだけ若手がどんどん成長してきて、そういうノウハウも持ってるだろうし、ま、いろんなところの教育方法とか、それで育った選手たちを入れるっていうのも、ジャイアンツの選手からすれば、すごく刺激があることだと思うんだよね。 だから悪いことではないし、すごくいいことだと思うよね」と獲得に賛成していた。
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■両者とも今季は1軍昇格なし板東はJR東日本から即戦力投手として2018年ドラフト4位でソフトバンク入り。背番号はJR東日本東北からホークスに入団し、エースとなった攝津正氏の50だった。
2020~23年までは先発や中継ぎで活躍したものの、2024年は1軍登板なし。今季は2軍で9勝2敗防御率2.48でウエスタン・リーグ二冠王となったが、それでも1軍からのお呼びはかからず、自由契約。巨人と育成で契約した。
北浦は2017年のドラフト5位で日本ハムに入団。2020年にイースタン・リーグ最優秀防御率を獲得するなど2軍では好成績を残し、毎年のように左腕エース候補といわれたが、1軍には定着することができなかった。契約は支配下となった。
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■守り勝つ野球にシフトか今オフ、巨人は中日ドラゴンズの柳裕也やオリックス・バファローズの山岡泰輔の獲得を目指すと報じられたが、両者ともに宣言せずに残留。現在FA組の東浜巨と則本昂大、前田健太の調査に動いている模様だ。
岡本のMLB移籍が確実で、「守り勝つ野球」にシフトする模様の巨人。近年1軍での実績がない北浦と坂東がどのような活躍を見せるのか注目される。
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【今回の動画】高木氏が巨人が2選手を獲得した狙いを語る■執筆者プロフィール佐藤俊治。Sirabeeには2015年11月から参画し、月40本程度プロ野球関連記事を執筆中。YouTubeで発信する野球評論家ウォッチャーでもある。野球は高校からメジャーまで年間50か所以上で現地観戦。プロ野球の贔屓チームはなく、どこのチームのファンでもない。「あの選手、あそこに行ったんだ」という目線で見守っている。
(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)