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【MotoGP】小椋藍、ルーキーイヤー最終戦は悔しい転倒リタイア「こうした形で終えるのは望んでいなかった」

【MotoGP】小椋藍、ルーキーイヤー最終戦は悔しい転倒リタイア「こうした形で終えるのは望んでいなかった」

MotoGP第22戦バレンシアGPの決勝で、小椋藍(トラックハウス)は転倒リタイアとなった。この結果を、小椋は望んでいたものではないと悔しがった。

 小椋はバレンシアGPでは初日から好調な走りを見せており、予選もQ2へと直接進出を果たしていた。スプリントでは12番グリッドから9位フィニッシュを果たしており、決勝ではさらに上位フィニッシュも期待されていた。

 しかし、小椋のバレンシアGP決勝は思ったようには進まなかった。序盤1周目のポジション争いで、ヨハン・ザルコ(LCR)のブレーキングミスに付き合う形で大きくラインを外して19番手まで後退してしまった。

 その後はなんとか15番手争いまでポジションを戻したものの、7周目のターン1でクラッシュ。MotoGPクラスでのルーキーイヤーは悔しい形で終わった。なお最終的なシーズン結果は、89ポイント獲得のランキング16位だった。

「シーズンをこうした形で終えるのは、望んではいなかったというのが確かな所です」

 小椋はそうコメントを寄せた。

「最終戦をこうした形で終えたのは、とても残念なことです。ですが全体として今週末はかなり競争力がありましたし、そのことについては満足できると思います」

「今回のようなレースの後は、ただ前に進んでいくだけですし、火曜日(11月18日)のテストが楽しみです」

 そして小椋はルーキーイヤーについてはこう振り返った。

「全体として、今年に関してはかなり満足しています。特にここ数戦はそうですね。火曜のテストを良いものにして、2026年シーズンに臨みたいです」

 なおトラックハウスを率いるダビデ・ブリビオ代表は、小椋の今シーズンについては次のように評価した。

「アイにとってはもちろん残念な結果だった。彼は良い状態にあったし、上手くリカバリーができたはずだったからだ。しかしクラッシュしてしまった」

「全体的に見て、我々は今シーズンについて満足している。彼は一歩一歩改善して、その潜在能力の高さの兆候を示していたためだ」

「火曜のテストに集中していくが、来年はラウル(フェルナンデス)とアイがもっと上位を争えるようにしていくことが目標だ」

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