“感情を解放する”アトラクションとは!? その実態をレポート
中条さんが語った、“自分の感情を解放する”アトラクションとは一体どういうことなのでしょうか? 実はこれ、USJの歴史のなかでも初めてとなる試み。オフィシャル・イベント・パートナーとの共創によるアトラクションであり、しかもメイクアップブランドとテーマパークがタッグを組むのも今回が初めてだそうです。「ハロウィーン・イベント 2025」期間にあわせ、「ステージ18」にオープンしました。
舞台は喜怒哀楽を司る4人の魔女が棲む“鏡の館”。ゲストは魔女の使いに導かれながら、鏡の前で表情をつくる“感情の試練”に挑戦します。
まず目にするのは感情を司る魔女の肖像画。魔女の使いよりそれぞれの魔女の紹介をされます。
怒りの魔女“ドド”から「この試練を乗り越えられないと出られないかも」と脅かされる場面もあり、ゾクゾクするような演出が続きます。
次に案内されるのは、喜怒哀楽の感情がつまった瓶が並ぶ大広間。そこにはA〜Fの個室があり、中には大きな鏡が。その部屋の中で、いよいよ“感情の診断”がスタート。
魔女たちが画面に現れ、鏡に向かって喜怒哀楽の表情を全力で披露すると、その表情の出来によってそれぞれの試験管に液体が溜まっていく仕掛け。思わず表情をオーバーにしてしまい、一緒に体験した人たちと笑い合える瞬間も。
診断が終わると“感情の秘薬”が記されたレターを手渡されます。QRコードを読み込むと、自分の中に「秘められた感情」と、それに合ったメイクレシピ「解放の方法」が表示されるというユニークな仕掛け。私の診断結果は「一角を求める白馬の探究心」でした。クルーによれば「結果はその日の気分で変わる」そうで、リピーターが楽しめる工夫が盛り込まれているのも嬉しいですね!
体験の締めくくりは、魔女から処方されたメイクを実際に試せるセルフメイクルームへ。診断結果に合わせた色やテクニックに挑戦することで、思いがけない表情に出会えます。普段なら選ばない色も、この場所なら自然に手が伸びて、まるで“新しい自分がデビュー”したような気分に。
ちょうどハロウィーンシーズンだからこそ、少し大胆なメイクも仮装の一部として楽しめるのがうれしいところ。自分を解放しながら過ごす特別な時間は、忘れられない体験として心に残りそうです。
さらに「KATE」を代表するリップスティック“リップモンスター”のサンプルもプレゼント。人気色“ダークフィグ”や“陽炎”も選べる太っ腹な特典で、思わずテンションが上がりました。
ホラー要素が少なめなので、親子でも安心して楽しめるのも嬉しいポイント。メイク診断とアトラクション体験が一度に楽しめる新感覚コンテンツは、幅広い層が夢中になれそうです。
感情が解放される体験をすることで、自由に表現する楽しさを感じて
「最高に、自分を解放できる特区。」を掲げる今回の共創アトラクション。KATEブランドマネジャーの岩田有弘さんは「感情をさらけ出し、自由に表現する楽しさを感じてもらえたら」とコメント。合同会社ユー・エス・ジェイ マーケティング本部ハロウィーン・プロジェクト統括ディレクターの鶴 隼人さんも「パーク中が熱狂するこのハロウィーンシーズンに、ぜひこのアトラクションで『感情を解放』し、自分の中に新たな側面を見出してください!」と語ります。
自分の感情を解放しながら、新しいメイクに挑戦できるのはここだけの特別な体験。魔女の世界観と美容のエッセンスが融合したこのアトラクションは、ハロウィーンシーズンのUSJを楽しむ新しい選択肢になりそうです。友だちと訪れてワイワイするのもよし、親子でちょっと特別な思い出を作るのもよし。今年の秋のおでかけに、ぜひ加えてみてはいかがでしょうか。
\from Editor/
ホラー要素が少なめだから、親子でも安心して体験できるのも嬉しいポイント。メイク診断とアトラクションが一度に楽しめるこの新感覚コンテンツは、幅広い世代が夢中になれるはず。ハロウィーンシーズンの思い出に、ぜひ体験してみてくださいね。
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写真・文/日高ケータ

