NMB48が9月15日(月)『NMB48 難波祭2025 -ユニコレ-』を大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで開催しました。
まずは、ギャル系ユニットの「LilGz」

通常のグループ全体でのライブではなく、昨年10月に結成された「♡めるみみ♡」に加えて、今回が初お披露目となる「VE4UNA」、「LilGz」、「Sing & Soar」という全4組のユニットが登場! 対バン形式でパフォーマンスを繰り広げる“ユニコレ”(=ユニットコレクション)で、会場に詰めかけた大勢の観客を魅了しました。
開演前の影アナは板垣心和。「LilGzの板垣心和です。今日はいつものNMB48とは違った、私たちの全く新しく、キラキラした、かっこいいパフォーマンスが見られると思います。私たちもたくさん準備してきたので、ぜひ楽しんで下さい!」と意気込みを語り、ユニコレが開幕!

1組目に登場したのは、池田典愛・板垣心和・坂田心咲・高橋ことねの4人組「LilGz」。事前に公開された動画で、坂田が「私たちはギャル系ユニットというコンセプトです」と明かしていましたが、早速『イマパラ』(AKB48)でパラパラダンスを披露し、ギャルの世界へと誘います。
MCでは坂田が「Lil(リル)が若さや勢い、Gz(ジィー)が「GLITZ(グリッツ)」というキラキラした輝きという意味で、それを組み合わせた」とユニット名の由来を発表。
池田が「皆さん! 平成ワールド、まだまだ楽しむ準備できていますか~?」と観客を煽り、『キューティーハニー』(倖田來未)、『LOVEマシーン』(モーニング娘。)の2曲を、平成のギャルが愛用していた“ガラケー”を手にパフォーマンス。そのガラケーは自分たちでデコったそうで、曲中には「“赤外線ふるふる”の振付も入れた」という細かいこだわりも。
さらに、バックダンサーを従えて『BLUE BIRD』(浜崎あゆみ)を披露した後、坂田から「本日からLilGzのTikTokアカウントが開設されます!」と嬉しい報告。「色々な音源で撮って載せていきたいと思いますので、ぜひフォロー、いいね、コメント、保存、全部お願いします!」と呼びかけ、「これからもギャルパワー全開で元気をお届けできるように、最後の曲を歌わせていただきます」と語り、『Body Feels EXIT』(安室奈美恵)で締め括りました。
“歌”をコンセプトにした「Sing & Soar」

2組目は、青原優花・青原和花・安部若菜・池帆乃香・川上千尋・小嶋花梨・平山真衣の7人組「Sing & Soar」。ユニットのコンセプトは「歌」ということで、全曲ピアノ伴奏アレンジでパフォーマンス。まずは『青春ガールズ』を、7人が横一列に並び、ハモリも入れながら、美しい歌声を届けました。
MCで青原和花が「Singが“歌う”、Soarが“羽ばたく”という意味がありまして……」とユニット名の由来を説明すると、小嶋が「羽ばたく予定の人が2人います(笑)」と、自身が11月、川上が12月に卒業コンサートを控えていることに触れ、会場の笑いを誘いました。
それを受けて、和花は「卒業するからという意味じゃないです(笑)。歌を通じて皆さんの心に羽ばたきたいという意味を込めて名付けさせていただきました」と、名付け親だったことも告白。
MCの後、青原優花・安部若菜・池帆乃香の3人で『太宰治を読んだか?』、小嶋花梨・川上千尋・平山真衣・青原和花の4人で『甘噛み姫』を披露するなど、7人という人数の多さを生かした場面も。

そして、川上から「10月29日に私、川上千尋の1st写真集の発売が決定しました!」という嬉しい報告があり、ステージ後方のスクリーンに写真集の表紙となるバスタブで撮影されたセクシーな画像が映し出されると、会場は大きな拍手と歓声に包まれました。
「タイトルは『永遠未遂』です。卒業を前に“写真集を出す”という夢が叶って嬉しいです。楽しみにしていて下さい!」と喜びを語った後、「12月23日にオリックス劇場で開催される私の卒業コンサートのROOMS(個人ファンクラブ)先行受付がスタートします!」というお知らせも。

祝福ムードに包まれる中、小嶋が「次の曲はポップスメドレー」と紹介しなければいけないところを、川上のセクシーな画像が頭の中に残っていたからか、「ヒップスメドレー」と言い間違えてしまい、メンバーから総ツッコミを受け、会場を今日イチの笑いの渦に巻き込みました。
そのポップスメドレーでは『年下の男の子』(キャンディーズ)から『ライラック』(Mrs. GREEN APPLE)まで、新旧織り交ぜたヒット曲で会場を盛り上げると、最後はNMB48の人気バラード曲『結晶』を歌い上げた。“歌って踊るアイドル”ではなく、“歌ってハモるアイドル”の姿を観て、ギャップ萌えしたファンも多かったに違いありません。