【ホカの最強相棒】GORE-TEX＆Vibramで無敵！ムレにくく疲れにくい「KAHA 3 LOW GTX」をエディターが試し履きレビューの画像一覧
「強さ」と「支える力」を意味するマオリ語から名づけられたホカ（HOKA）のハイキングシューズ“KAHA”。その第3世代となるKAHA 3 LOW GTXは、これまでのモデルを単に改良しただけでなく、まるで新しい旅の相棒として生まれ変わったような存在感があります。
ハイキングシューズとしての信頼性はそのままに、より快適で、より丈夫で、より長く歩きたくなるような仕上がりになっています。どんな天候でも安心して外に出られて、長時間の歩行でも足が疲れにくい。そんな“外に出ることを楽しくするための工夫”が、この一足のすみずみにまで詰め込まれています。
試し履きしたのは【HOKA／KAHA 3 LOW GTX TP】
HOKA
KAHA 3 LOW GTX TP "GORE-TEX" "Available limitedly at HOKA直営店・EC / bal / mita sneakers"
￥38,500（税込）
KAHA 3 LOW GTXが追求したのは、「自然の中でどれだけ快適に歩けるか」という、とてもシンプルなテーマです。まず、防水性とフィット感の高さで知られるGORE-TEX® invisible Fitを採用することで、雨が降っても水がしみにくく、靴の中がムレにくくなっています。
さらに、かかと周りのフォームが砂利の入り込みを防ぎながら柔らかくフィットし、長時間歩いてもストレスを感じさせません。アウトソールには、濡れた路面や岩場でもしっかり地面をつかんでくれるVibram® MEGAGRIPを搭載。足元が不安定になりやすいシーンでも、自分のペースで安心して歩けます。
ここに注目！気になるディテール
足に返ってくる“跳ね返り”の感覚を強くするため、ミッドソールにはサトウキビ由来の2層構造EVAを使用。前作よりも反発性が上がり、どんどん前へ進みたくなるような軽快な歩き心地を実現しています。自然環境への配慮も忘れない、HOKAらしいサステナブルな作りです。
耐久性を高めるために、一体型アウトソールやTPUヒールカウンター、つま先を守るトゥキャップをしっかり配置しています。角に丸みをつけたデザインにすることで、見た目がすっきりと洗練され、無骨になりすぎないバランスに。
日帰りのハイキングだけでなく、数日間の旅にも対応できるように、軽さ・耐久性・デザイン性のすべてがうまく調整された仕上がりです。
今回登場するKAHA 3 LOW GTXは、HOKAの新しいテーマ「ELITE TERRAIN SYSTEM（エリートテレインシステム）」のコレクションから登場した一足でもあります。古い革靴のような“味のあるブーツ”から着想を得ていて、アッパーにはヘアリースウェードとヌバックを使用。使い込まれた風合いを表現し、最新テクノロジーのシューズでありながら、長く連れ添ってきた道具のような雰囲気を持っています。アウトドアの性能と、アンティークの美しさがひとつになった、とても独特なデザインです。
ミッドソールにはあえて使い込んだように見えるディストレスト加工が施され、最新テクノロジーのシューズでありながら、長く連れ添ってきた道具のような雰囲気を持っています。アウトドアの性能と、アンティークの美しさがひとつになった、とても独特なデザインです。
都市でも山でも気持ちよく歩けて、デザイン性も高く、そして“長く使い続けたくなる”魅力を備えたKAHA 3 LOW GTX。このモデルは、ただのハイクシューズではなく、どこへでも連れて行きたくなる相棒のような存在です。自然が好きな人はもちろん、街で快適に歩きたい人にとっても、確かな安心感と満足感を与えてくれる一足になるはずです。
文・撮影／本間新