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148万人が訪れた理由とは?関西パビリオンの“感動のフィナーレ”を総まとめ

148万人が訪れた理由とは?関西パビリオンの“感動のフィナーレ”を総まとめ

各知事が次々登壇、関西の未来に向けて

関西広域連合の各府県知事たちも駆けつけ、それぞれが関西の魅力、そして未来へメッセージを送りました。

滋賀県の三日月大造知事は「184日目に148万人目のお客様を迎えできたこと、こんなに大勢の皆さんに楽しんでいただけたことに改めて感謝します」と目を輝かせます。徳島県の後藤田正純知事は、「世界を一つの場所で楽しめる万博のような体験は、子どもたちの国際感覚を育てます」とし、これからの教育への展望を語りました。京都府の西脇隆俊知事は、「手作り感満載のパビリオンでしたが、それこそが関西のチームワークとパワーの証。ここで生まれた交流を未来へつなげたい」と温かな言葉を贈りました。

兵庫県の斎藤元彦知事は、「震災を乗り越え、多様な社会を築いてきた兵庫からも、新たなプロジェクトをスタートさせています」と語り、地域発信へますます力を入れる様子。そして和歌山県の宮﨑泉知事は、「和歌山ブースは故・岸本周平前知事の思いが込められたブース。ぜひ和歌山でも体験してほしい」と呼びかけました。

関西パビリオンを盛り上げた館長に“感謝のメダル”

最後に登壇したのは、関西広域連合議会の渡辺邦子議長。関西パビリオンのユニフォームに憧れをいだいていたそうで、この日は自作のユニフォームを着用。また、関西パビリオンを盛り上げた館長へ自らの手で“感謝のメダル”を贈るサプライズ演出に、会場は大きな拍手と笑顔で包まれました。

半年間にわたり関西の魅力を発信してきた関西パビリオン。「これからはぜひ関西各地に足を運び、地域の魅力を体感してください」と呼びかけ、温かく幕を閉じました。

\from Writer/
大阪・関西万博で、連日盛況だった関西パビリオン。西脇隆俊京都府知事の「手作り感満載のパビリオン」は、皆さんの想いや温かさ、故郷を愛する気持ちがダイレクトに伝わる素敵な展示だったからだと感じました。ちなみに、関西広域連合議会の渡辺邦子議長が万博を訪れた回数は、148万人目の来場者、福田さんファミリーと同じ「24回」だったというエピソードも微笑ましく、最後まで関西らしい笑顔にあふれたフィナーレでした。

写真・文/中野純子

配信元: anna(アンナ)

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