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「その不調は、心じゃなくて体の悲鳴だ」ホリエモンが明かす“気分が落ち込む本当の理由”と、不安と無縁でいられるただひとつの方法

「その不調は、心じゃなくて体の悲鳴だ」ホリエモンが明かす“気分が落ち込む本当の理由”と、不安と無縁でいられるただひとつの方法

「不安」に駆られた夜はベッドから出ろ

ベッドに入ったものの、なかなか眠れない。仕事のちょっとしたミス。友人との些細な言い合い。目を閉じると、先日あったそんな出来事が不意に頭に浮かんできたのだ。

どれも大した問題ではない。実際、そのときはほとんど気にならなかった。よくある取るに足らない出来事だ。それがいまになって「でも大丈夫かな」と引っかかる。

変だ。神経質になっている。なんで今日にかぎって?体調が悪いわけでもない。仕事もプライベートも順調だ。でも胸のざわつきは膨らむ一方である。さっさと眠りたいのに眠れない──。

普段さして気にならない事柄が急に不安として芽生え、心がかき乱されてしまう。あなたも一度や二度ならず、そんな思いをしたことがあるのではないだろうか。一体どういうことなのか。原因は、心に「余白」があるせいだ。

不安と無縁でいられる、ただひとつの秘訣

想像してみてほしい。あなたが朝寝坊して駅まで全力で走っているとき、友人との些細な言い合いや仕事のちょっとしたミスについて悩むだろうか。悩まない。脳裏を掠かすめもしないだろう。とにかく電車に飛び乗らなければならないのだ。

不安が忍び寄るのは心に余白があるときだ。では余計な不安を排除するにはどうしたらいいのか。そう。動けばいい。何かに没頭していれば不安は消滅する。

実は僕はこう見えて人一倍、心配性だ。特に学生時代はちょっと何かあるたびにいちいち悩んでいた。そうした性分はいまでも大して変わらない。油断すると些細なことが不安の種となって芽生えてしまう。

だから僕は毎日みっちり予定を詰め込んでいる。朝から晩まで仕事と遊びに励み、身も心もエネルギーを使い切って眠りにつく。不安が入り込む余地はゼロだ。毎日なんの憂いもない。刺激的で新しい景色がどんどん拓ける。

そもそも私たちは正解のない事柄に対して不安を抱く。転職や就職においてその判断は適正だったのか。今日の交渉相手に提示した条件はあれでよかったのか。大病を患ったら残された家族はどうなるのか。自分の老後の暮らしは大丈夫だろうか。でもいくら悩んだところで答えなんか出ない。神のみぞ知るだ。

どんな天才でも未来は予知できない。過ぎ去った過去もどうにもならない。僕の将来もあなたの将来も不確定要素に満ち満ちている。悩むだけムダである。

そして何より不確定要素はネガティブ要素ではないのだ。むしろ不確定だからこそ可能性がある。希望がある。つまり不安はもっとも非生産的な感情である。何も生まない。不安にとらわれる人生なんて虚しい。そんな暇があるなら前に前に進もう。

特に夜は不安になりやすい。部屋でひとりでいると刺激らしい刺激がない。その隙に不安が入り込む。自分はこの先どうなるのか。このままでいいのだろうか。生きるってなんだろう。そんな取りとめもない思いに沈んでしまうのはだいたいが夜である。

不安に駆られた夜、なかなか寝付けない夜はいちどベッドから出よう。そしてこれまで手つかずだった雑用でも片づけよう。まさに絶好の機会だ。メールの返信、トイレや浴室の掃除、机の片づけ。そうして動いているうちに不安は消えている。そんなものだ。

貪欲な行動こそが不安と無縁でいられる秘訣だ。実りある人生もまたしかりである。


文/堀江貴文 写真/shutterstock

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