・やってみて感じたコツ
食パンを潰したのは元レシピのトルティーヤに近づけるためだけど、まあ、潰さなくても普通に焼ける。油は引かず、コツは肉を塗ってる側を焼く時フライ返しで押さえること。しっかり火を通すと同時に肉汁を出してパンに染みこませよう。やってみて感じた目安は表が1分で裏が30秒くらいだけど様子を見つつで大丈夫。
で、味の方はと言うと……
めっちゃビッグマック。っていうか、正直マクドナルドのビッグマックよりウマイ。味の質はビッグマックだけど、パティが焼きたてホヤホヤのためか肉汁が染み出しまくりなのである。初めてこんなにジューシーなビッグマックを食べた。このパティは生きている。
また、念のためチーズトッピングバージョンも作ってみたらもう一段階味が跳ねた。マクドナルドの味の組み合わせって素材から手作りしたらこんなにウマイのか……! その組み合わせに改めて発明を感じたのであった。じゃあ、コスパはどうなのか?
・1個の価格を計算してみると
繰り返すが、現在マクドナルドのビッグマックは高い店で540円、安い店で480円。つまり、材料費995円の今回のまいばすビッグマックは3個作れたら買うよりコスパが良いと言える。そこで今回購入した材料で作れるだけ作ってみたところ……
5個作れた。すなわち、1個約200円。なんと半額以下でビッグマックの味が楽しめてしまう。チェーン店のメニューって、いざ似たような味を手作りで再現したら逆に高くつく場合があるけど、今回話題のレシピはガチでコスパが良かった。
しかも、まいばすだけで買った素材で代用しても、ちゃんとそれっぽくできるシンプルさ。さすが世界的にバズってるだけある懐の深さがあった。そんなわけで気になった人は試してみてくれ。近所のスーパーで買えるもので十分だから。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
