マクラーレンは、チームのドライバー育成プログラムに新たに2人の女性ドライバーを加えることを発表。エラ・ロイドとエラ・ハッキネンが新たにチームの一員として加わることになった。
マクラーレンはここ最近育成ドライバーのラインアップを刷新している。F2ドライバーのアレックス・ダンの離脱に続き、先日は今季F3に参戦したマルティニウス・ステンショーン、ウーゴ・ウゴチュク、ブランド・バドエルの3人が一挙に離脱。今季のフォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ選手権でランキング2位となったマッテオ・デ・パロを新たに陣営に加えた。
そしてこの度、ふたりの女性ドライバーがマクラーレン入りを果たした。ひとりは19歳のエラ・スティーブンス。彼女は英国カート選手権のKZ2クラスで優勝した唯一の女性であり、2025年の英国KZ2カート選手権ではランキング2位を獲得した。
もうひとりは14歳のエラ・ハッキネン。その姓からも分かる通り、1998年、1999年にマクラーレンでF1ワールドチャンピオンに輝いたミカ・ハッキネンの娘だ。彼女はマクラーレン育成史上最年少のドライバーであり、2024年にはF1アカデミーが手掛ける女性カート選手権『チャンピオンズ・オブ・ザ・フューチャー・アカデミー』で優勝を飾っている。
これによりマクラーレンは、F1アカデミーで活躍するエラ・ロイドを含めた3人の女性ドライバーを抱えることになる。奇しくも3人とも名前が“エラ”だ。
ザク・ブラウンCEOは、発表に際して次のようにコメントした。
「モータースポーツにおける女性の参画を増やすにはまだ課題が残っていることを認識しているが、この分野で成し遂げた進歩を非常に誇りに思う」
「このメッセージが、優れた才能を持つ女性のカート選手、ドライバー、エンジニア、メカニック、マーケターらに対して、我々のスポーツは誰にでも開かれており、ここ数年で見られた素晴らしい勢いを維持することに専念していることが伝わればと思っている」
「サーキット内外には非常に多くのチャンスがあり、この分野でさらに女性の道を広げるために協力してくれているNEOMに感謝したい。今はドライバー育成プログラムで3人の若い才能ある女性ドライバーを抱えることになり、とてもワクワクしている。彼女たちが実際に走る姿を見るのが待ちきれない」

