
AmBitiousの真弓孟之が11月17日、映画「恋に至る病」大ヒット御礼舞台あいさつに登壇。人生初の映画舞台あいさつとなった真弓は、同事務所の関西グループとして親交の深い先輩である、なにわ男子の長尾謙杜とのエピソードを披露し、会場を沸かせた。
■SNSで大反響を呼んだ衝撃の恋愛小説を映画化
同作は、斜線堂有紀による同名恋愛小説を映画化したもので、内気な男子高校生と殺人犯へと変わりゆく女子高校生が織り成すピュアで刺激的なラブストーリー。長尾と山田杏奈がW主演を務める。
転校してきた内気な男子高校生・宮嶺(長尾)は、学校中の人気者・景(山田)と出会う。いつしか2人は惹かれ合い、不器用で一途な恋が始まる。そんな中、同級生の不審死が続発し、宮嶺は景に対して疑念を抱き始める。
■真弓孟之、「消しゴム」のアクセントに悪戦苦闘
TOHOシネマズ日本橋にて実施された舞台あいさつには、同作で映画初出演を果たした真弓のほか、中川翼、廣木隆一監督、田辺圭吾プロデューサーが登壇した。チケットは販売開始5分で完売し、会場は超満員となった。
真弓は、「いつもは今、皆さんが見ているお客さんの目線だったんですけど、このスクリーン目線で立つのが初めてなんでめちゃくちゃ新鮮な気持ちですね。スクリーンってこんな気持ちなんやなという」と初舞台あいさつらしい初々しいコメントを述べ、会場からも笑い声が上がった。
続けて真弓は、「顔合わせの時に廣木監督に『僕、初めてなんですけど大丈夫ですかね』と言ったら、『台本さえ覚えてきてくれれば、あとは僕がどうにかするから大丈夫』と言ってくださって。その言葉を胸に頑張りました」と振り返った。だが、記憶になかったのか、首をかしげる仕草をみせる廣木監督に、「絶対に覚えてないじゃないですか」と素早いツッコミを入れた。
撮影の中で大阪出身の真弓が悩んだのが、「消しゴム」という言葉のアクセントだったという。「関西弁と標準語で『消しゴム』のアクセントが違って、めちゃめちゃ難しかったんです。そうしたら共演者さんやスタッフさんが一丸となって指導してくれて。すごく温かい現場でした」と回顧。
そんな真弓の姿を見ていた田辺プロデューサーは「それこそ真弓くんは映画での演技が初めてだと伺っていたんですけど、本当に落ち着いていて、堂々としていました。あとお土産も、関西でしか売ってないスナック菓子を持ってきてくれたりと、すごくリラックスして参加されているなと思いました」と撮影裏での真弓の様子を吐露した。
■撮影現場での意外な“温度差”も
撮影現場を振り返った中川は「僕のシーンはいじめなど暗いシーンが多かったので、和気あいあいという感じではなかった」と、主演の長尾たちをうらやましく思っていたことを明かした。「本当にそこの空間だけ、ふたりが輝いてるんですよ。ダークな現場と、キラキラしてるエンジェルのような現場という差がありましたね(笑)」とコメント。
真弓は、「それで言うと、僕も長尾くんと喋ってはいたんですけど、ほぼ向こうが喋ってくださっていて。言わばボケの捌け口だったんです(笑)。現場で目についたことを全部ボケ風に喋っている長尾くんに僕がツッコむという感じだったので。中川くんが入ってきてくれれば、僕のツッコミの負担も減ったかも…(笑)」と振り返った。思わず笑顔になった中川は「これからはエンジェル真弓、エンジェル中川でお願いします!」とうれしそうに呼びかけた。
■長尾謙杜の切り替え速さにびっくり「さっきまでボケてたやん!」
さらに、W主演の長尾と山田の印象を聞かれた中川は、「長尾謙杜さんには僕が“いじめる側”として向き合うシーンがあったのですが、長尾さんが“本気で来ていいよ”と言ってくださって。お芝居に本気で向き合っているからこその一言で、ありがたいし、すごくかっこいいなと。憧れます」と感謝の気持ちを述べた。
さらに山田については、「普段は自然体な印象なのですが、ダークなシーンに入ると一瞬で目の色が変わる。スイッチの切り替えがとにかくすごい。長尾さんもそうで、取り調べのシーンは特に印象に残っています。僕もダークな役をやりたいです」と話すと、廣木監督も「これからいろんな役をやってほしい」と期待を寄せた。
一方、真弓は「長尾くんは、カメラが回っていない時はずっと僕にボケてくれていたのに、アクションがかかった瞬間に“いじめられっ子の宮嶺”になっていて本当にすごかった」と驚きを語る。続けて山田については、「役柄もあって現場で口数がめちゃくちゃ多いわけではないんですが、気づけば話の中心にいて、カリスマ性があふれ出ている方なんやなと思いました」と印象を明かした。
しかし真弓は、「長尾くんは切り替えられるかもしれんけど、僕はできない。だから長尾くんを見て、“さっきまでボケてたやん!”って思いながら撮影してました」と振り返り、会場を大いに沸かせた。
■横浜流星と共演中の中川翼、目指すは大河主演
また、今後の展望について質問された中川は「真弓さんはしっかり役作りをされていたから、本当に学級委員みたいにビシッとされていて。僕もそういう役もやりたいなと、新しい道が開けた作品でもあります。それと僕は今、NHK大河ドラマ『べらぼう』で横浜流星さんの横にいることが多くて。その背中を見ていると、いずれ僕も大河ドラマで主演を張れるような俳優さんになれたらなと心の底から思っています」と展望を語った。
すると、真弓も「僕は初めての映画作品でしたけど、事務所の先輩である長尾くんのことはデビューする前から知っていました。だからこうやって役者としての道を駆け抜けている長尾くんに、僕もいつか追いつきたいなと思いますし、そういう存在感を放てるような役者さんになれたらなと思います」と笑顔で意気込んだ。
■真弓孟之「もっともっとスクリーンに出られるように」
イベントも終盤に差し掛かり、最後のメッセージを求められた真弓は「未熟なところはまだまだありますが、演技をしていたら、こんな素晴らしい作品に出会えるんだなと気づかせていただきました。もっともっとスクリーンに出られるように、これからも精進してまいりますので、役者としての真弓孟之も見守っていただけたら」とコメント。
中川は「この作品は、回数を重ねるごとに視点が変わると思うので。解釈の違いなども楽しんで、最後まで何回も見ていただけたら」と話した。
さらに廣木監督が「今日はこんなにいっぱいお客さまに来ていただいて、すごくうれしいです。2人も、本当に素直な、いい芝居をしているので、何度でも見てあげてください」と会場に呼びかけ、イベントを締めくくった。

