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【MotoGP】”最悪”のシーズン終えたバニャイヤ。希望は来シーズンに「まだ解決策が見つかると夢見ている」

【MotoGP】”最悪”のシーズン終えたバニャイヤ。希望は来シーズンに「まだ解決策が見つかると夢見ている」

ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤは、自身のMotoGPキャリアの中で「おそらく最悪」の年だったと表現した2025年シーズンを経て、自分とドゥカティが状況を好転させることができると「信じたい」と語った。

 バニャイヤはシーズン最終戦であるバレンシアGPの決勝レースをわずかコーナー4つで終えた。LCRホンダのヨハン・ザルコの判断ミスではじき出されるようにグラベルに出たバニャイヤは立て直せず転倒してしまった。

 バニャイヤはこれで5戦連続のリタイア。決勝レースの完走は、ダブルウィンを果たした日本GPがシーズン最後となった。その前のサンマリノGPでもバニャイヤは転倒しているため、7戦で1勝、6回のリタイアという終盤戦となった。

 終盤の不振でランキングは3番手から5位に順位を落とし、アプリリアのマルコ・ベッツェッキだけでなく、KTMのペドロ・アコスタにも後塵を拝した。

 バニャイアは今年、自分のライディングスタイルに合わない、あるいはトラック上で自分の思い通りに動かないバイクに苦しみ続けた。シーズン前半は定期的に表彰台を獲得していたものの、夏休み後に調子が急降下し、予選はQ2に進めず、決勝は後方を走ることが多くなった。

 バニャイヤはバレンシアでのクラッシュについてザルコを責めず、火曜日のポストシーズンテストが冬休み前に一筋の希望の光を与えてくれることを期待していると語った。

「これまでで最も厳しいシーズンのひとつ、そしておそらく最悪のシーズンだった。特に最後の部分はね」と彼はシーズンを総括した。

「これ以上言うことはない。シーズン中に十分に話したから」

「今はただテストでバイクに乗るのを楽しみにしている。解決策が見つかることを願っている。僕はドリーマーだから、まだそれが可能だと信じている。そして、2月のテストに向けて良いペースでスタートできるかどうかを見極めたいと思っている」

 ターン4でレースを終えたバニャイヤは、マーシャルが勧めたスクーターへの乗車は断り、自力でパドックまで歩いて戻った。

「確かにシーズンが終わるから、ただレースを楽しみたいと思っていた」と彼は語った。

「3コーナーまでは楽しめたし、良いレースになる可能性はあったと思う。ミディアムタイヤを使っていたし、まだ燃料がたくさん残っていたのにあのフィーリングだったことを考えれば、トップ7、トップ6でフィニッシュすることも可能だった」

 バニャイヤは、過酷なシーズン終盤の連戦で「ネガティブな要素を引き寄せていた」ようにも感じていたという。実際、バレンシアGPでは予選Q1で計算ミスによる燃料切れという珍しい事態に見舞われている。

「日曜日はクラッシュで、土曜日はトラブル。金曜日の朝もトラブルだった」と、彼は週末を振り返った。

「ネガティブ思考は決して解決策にはならない。ネガティブな考えを持ち始めると、それ(ネガティブなこと)を引き寄せてしまう。それが僕たちに起きたことだと思う」

「また、チームも僕と同じように疲れ始めており、そういう状況で仕事をするのは難しい。予選のように、最初のアタックで速く走れなかったり、チームも燃料計算を誤ったりと、多くのミスを犯した。だが、これも仕事の一部だ」

 バニャイアのドゥカティとの契約は2026年末に満了する。これはMotoGPが新型850ccマシン時代を迎える直前のタイミングだ。

 バニャイヤが苦しんだ一方で、2025年シーズンはドゥカティにとって成功を収めた年となった。マルク・マルケスがファクトリーチームに加入後、3つのタイトルを独占したからだ。しかしバニャイヤの不振はドゥカティに懸念をもたらし、彼の長期的な将来に関する憶測を呼んでいる。

 だがバニャイヤは、改めてドゥカティに残留したいという意向を示した。

「ドゥカティで続けたい」と彼は強調した。

「僕はドゥカティでキャリアを始めた。彼らは可能性を与えてくれた。タイトル獲得のチャンスを与えてくれた。僕は彼らにタイトルをもたらした」

「(年を重ねるごとに)マシンは進化した。今や誰もが乗りこなせるマシンだ。僕の野望は、彼らと共にキャリアを終えることだ」

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