お客さんが手話で新喜劇のギャグにチャレンジ!
終演後のトークで佐藤は、「oioiさんとはじめて共演して、めちゃくちゃ楽しかった! のぶとはもうガチの親友です」とすっかり打ち解けた様子。「手話ネームで呼んで」とお願いする佐藤に、のぶが手話で「絶対おことわり」と返して、再び笑いが起きます。
おやどまりは「字幕スタッフさんの対応もすごい。アドリブの部分も完璧に表示されていてビックリしました」と感心しきり。そして「oioiさんの活動も、手話新喜劇も、もっと広まってほしい」と語りました。
oioiののぶは、「通訳の立ち位置や並び方など、耳が聞こえないぶん、演者同士(の手話)が見やすいようにいろんな工夫をしています」と語り、「これからも新喜劇を続けていきたい」と意気込みました。

さらに今回の公演では、新たな試みとして終演後に手話ワークショップ「筒井亜由貴と一緒に手話を覚えよう」を実施しました。筒井は、子どものころに街で見た手話に感銘を受け、コロナ禍のときに「手話奉仕員養成講座」に通って手話を学んだといいます。ワークショップは、気軽に楽しんでもらうために、マイクなしでお客さんと同じ目線で会話しながら行われました。
筒井は手話の魅力をこうアピールします。
「ひとつの表現でたくさんの意味を持つところが面白い。50音の指文字と組み合わせたらいろんな表現ができるんです。口の動きでもジェスチャーでも伝わるから難しく考えないで」
簡単な挨拶や国による表現の違いを学んだあとは、新喜劇のギャグを手話でやってみることに。お客さん2人がステージ上で挑戦しました。アクションも表情も完璧に手話で表現した2人は、最後の“コケ”もバッチリ!
最後に筒井はこう意気込みました。
「来年も3回目ができるように頑張ります! 耳の聴こえない人が街で困っているとき、“大丈夫ですか”と遠慮せずに声をかけてみてください。スマホに文字を書いて見せるだけでもOK。手話の世界に一歩近づいてもらえたらうれしいです」