・共同生活の怪ルールと罰
そうこうして、5人のメンバーが選ばれて、10日間の男磨きハウスでの合宿がスタートする。メンバーのキャッチフレーズと名前は以下のとおり
・イキリ夢追い人 田村シュンス
・お喋り童貞陰キャ チキンスティック田中
・38歳子供部屋おじさん ヨシタカ
・非モテ東大卒の星 アンカメ
・ダメかわいい童貞デブ DAI
といった具合。ちなみに、あくまでキャッチフレーズは番組がつけたものである。どの男性も人生崖っぷちというだけあって、かなりクセが強く、基本的にみんな協調性がない。
さらに男磨きハウスの合宿には5つの掟があり
・スマホ使用禁止
・ポルノ・〇〇〇ー禁止
・整理・整頓・清潔感 維持
・嘘をつかない
・ジョージの言うことは絶対
これらの掟を破るとイエローカードが出され、2枚たまるとレッドカードに。さらにレッドカードが3枚たまると強制退場である。(ちなみに、このポルノのルールをめぐって一休さんのトンチみたいな質問が飛ぶのも見どころ)
しかし、このルールが男磨きになぜ重要なのかはあまり語られず、それゆえか、初日の夜から自己判断でルールを解釈して派手に掟を破ったうえに、嘘をついてレッドカードが出される者が出てくる始末。さらに「どう考えても問題行動だろ」というトラブルよりも、細かい忘れ物などでカードを切られるのも謎ポイントだったりする。
・フィジカルに重きを置いた課題
さらに、第2話までは、まるで軍隊のしごきのような、フィジカル重視の厳しい運動やアウトドアに関する課題が続く。ボクシングのスパーリング勝負で殴り合う、木を切り倒してキャンプファイアーをする、流れの急な沢に飛び込んで溺れかけるなどなど。
運動したことがなさそうな男性達がこんなにいきなりハードな運動をして大丈夫なのかというレベル。
おかげで、疲労と元々の性格から、参加者同士の醜い言い争いやいざこざが絶えない。男磨きとは一体なんなのか。どちらかというと、彼らが改善しなくてはならんのはフィジカル(体)よりもマインド(心)の方じゃないのか……という心配をしてしまう。
近頃のリアリティショーは参加者同士の絆が生まれたり、人間的な成長が見られて応援したくなるはずなのに。人間の醜い部分が押し出されて、イマイチ、応援したい気持ちになれない仕組みになっている気がする。
この問題を抱えた参加者同士のいざこざ、謎のハードなシゴキなどを見ていて思い出すのが、元祖リアリティショーともいえる「ガチンコ・ファイトクラブ」である。「男磨きハウス」は、もはや令和版の「ガチンコ・ファイトクラブ」なのではないかと思わされるほど……。
